3月15日、下北沢ERAにおいてBLACKNAZARENEの定期公演「洗礼」が開催されました。
「水曜日のカンパネラ」も初ステージを踏んだ下北沢の人気ライブハウスで、月に1度行われてきた「洗礼」は今回で記念すべき12回目。自身最大規模となる新宿BLAZEでの単独ライブを控え、魅力を爆発させた熱狂的儀式となりました。
3月15日、下北沢ERAにおいてBLACKNAZARENEの定期公演「洗礼」が開催されました。
「水曜日のカンパネラ」も初ステージを踏んだ下北沢の人気ライブハウスで、月に1度行われてきた「洗礼」は今回で記念すべき12回目。自身最大規模となる新宿BLAZEでの単独ライブを控え、魅力を爆発させた熱狂的儀式となりました。
「BLACKNAZARENE」というアイドルを知ったのは、つい最近でした。
当初、漆黒の衣装に身を包み、疾走感のあるロック調の楽曲を歌い上げるアイドルグループは、このご時世においてはけっして異色というほどではなく、珍しくもないとあまり気にならなかったのです
もっと奇抜なパフォーマンスをするアイドルもいれば、もっと激しい楽曲を歌うアイドルもいるじゃないか、と思っていました。
しかし、何度かBLACKNAZARENEを聞いていると考えが変わりました。
もはや王道アイドルは、中庸ではない。しかし、方向性を振りすぎると馴染みにくい。
そうすると、BLACKNAZARENEは今最も「ハマりやすいアイドル」ではないかと。
「みんなの遊び場」をコンセプトに活動する9人組アイドルグループ「GANG PARADE」が、4月17日にメジャー・デビュー・シングルをリリースすることが決定しました。
2014年に前身となる「プラニメ」が結成されて以来、幾多のドラマから選択を迫られてきた彼女たちが、一つの夢を実現したことになります。
インディーとメジャーの垣根が昔ほど明確ではない昨今ではありますが、「メジャー」による有形無形の支援によって今後の活動の幅が広がることは期待できそうです。
これまで、ギャンパレに触れることのなかった数多の人たちがその音楽に触れる時期が加速度的に増えて行くことでしょう。
そうなると、4月のシングルリリースまでの間、その入口の1つとなるのが先だって発売されたアルバム「LAST GANG PARADE」ということになります。
これまでのファンにとって、この「LAST」には「最後の」という他にも様々な意味を含みますが、今後の露出によってギャンパレを知る人たちにとっては、このアルバムが「FIRST GANG PARADE」。
あらゆるライヴにおいて最強を更新し続けるのがギャングパレードというグループだとしても、2018年12月8日のライヴは遊び人たちの記憶から色褪せることはけっして無いでしょう。
「みんなの遊び場」を標榜する彼女たちがこの日、舞台としたのは日本が世界に起こるキャラクターの聖地「サンリオピューロランド」。国内第三位の入場者数を誇る、日本有数の「みんなの遊び場」です。
ギャンパレのメンバーがサンリオ好きであることを知る遊び人たちの多くが、初めての聖地で行われるライブはツアーファイナル以来の大きな現場であると同時に、予想だにしない嬉しい化学反応が起きることへ期待を膨らませていたことでしょう。
結果。
TIF2018におけるライヴが思いがけない驚きをもたらすものだったとするならば、ピューロランドでのライヴは予想を上回る幸福感に満たされるものとなりました。
今夏はアイドル好きにとっては、忘れられない夏となってしまいました。
それは「平成最後」というノスタルジーだけでなく、今年を最後に例年にないほど多くのアイドルがマイクを置くという緊急事態に陥ったからです。
そんな夏に大いなるロスを感じ、生死の境を彷徨うアラカンのヲタクが一人おりましたので、お話を伺うことにしました。登場するのは年齢層もヲタク歴も異なる3人。
かつて、「ご当地アイドルブーム」というものがありました。
2000年代初頭にその萌芽を見ることができ、2010年代に入ると爆発的に増加。都道府県のみならず、市町村にいたるまで何百組というご当地アイドルが誕生したのです。
至る今日。
弱肉強食とも言える苛烈な自然淘汰を経て、その地域で確固たるポジションを築き上げ、東京でも多くのファンを獲得したご当地アイドルがいます。
三重県のご当地アイドル「煌めき☆アンフォレント」もその1つ。自身ではその地方性を確固たるアイデンティティとしながらも、全国的な認知も獲得しつつあるようです。
私の周りでジワジワと人気が高まっているのが、「たけやま3.5」というグループです。
お世辞にも垢抜けているとは言い難いネーミングと「驚異の顔面偏差値!」という強気のキャッチコピーには、かなり好奇心を駆り立てられます。
TIF2018で初めてその存在を知ってから今に到るまでウォッチを続けてきましたが、このところ急激に勢いが加速してきた雰囲気!
というわけで、このビッグウェーブに乗るのは今でしょ!ってことでご紹介です。
この狭い日本で数千というアイドルグループがひしめき合う今日、限られた数のヲタクたちに見つかるというのは、実は奇跡的なことなのかもしれません。
だからこそ、ありとあらゆるチャンネルでその可能性を模索するためには「フリー」「セルフプロデュース」という選択肢は大いにアリなのでしょう。しがらみの多い世界ですから・・・
セルフプロデュースを標榜するアイドルも珍しくなくなってきましたが、中でも今覚えておきたいのが「劇場版ゴキゲン帝国」です。
予感はありました。
しかし、準備とか覚悟といったものまで心を動かしていた観客は、超満員のZepp ダイバーシティにどれほどいたでしょうか。
「何かが起こる」
邪道と評される事務所への期待とも渇求とも言える感情は誰しもが持っていたでしょうが、まさかこれほどまでの結果になるとは。
複雑に絡み合った運命の糸が、実はアリアドネの糸玉だった。
私達「遊び人」が目撃したのは、魂の解放だったのです。
BiSという数奇な運命に翻弄されるアイドルグループがあります。
かつては過激なアイドルの代名詞とされ、センセーショナルなプロモーション手法で話題となり、横浜アリーナにて壮絶な終幕を見せたBiS。
そして再結成の後、カリスマの卒業、メンバーの脱退、新メンバー加入・・・
1年強程度の間に苛烈なまでの荒波に揉まれた稀有なアイドルグループは、今、投票によるメンバー入れ替え制度という激動の時期を迎えています。