映画見てきた:こんなタカ派が世界を救ったのか!?『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』

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言わば、『ダンケルク』のB面。いや、むしろこっちがA面か。

第二次世界大戦のイギリス。史上初の戦車軍団による電撃作戦『パンツアーブリッツ』をもって、東のポーランドへ進攻。そして、西のフランス、ベネルクス三国を、驚異的な速度で攻め落とした。

フランスは事実上征服され尽くそうとして、フランスの支援のためにヨーロッパ大陸に渡っていた40万人のイギリス兵は、何らかの方法で救出されない限り、フランスの北岸で壊滅してしまう。

この場面の政治劇を描いたのが、この『ウィンストン・チャーチル』で、実際に民間船まで徴用して行われた、英仏海峡を渡る『ダイナモ作戦』を描いたのが『ダンケルク』だ。

(以下、多少のネタバレを含みます)

映画見てきた:バーフバリでインドを知ったら、次は『空海』で中国を体感!

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壮大で、壮麗で、騒々しくて、ある意味ゴミゴミとしていて……大陸のスケールの大きさというのは、我々島国日本の人間にはなかなかピンと来ない。

が、ひとたび知ってしまったら、その魅力に圧倒されてしまう。

最近、インド映画の『バーフバリ』が話題になったが、あの破天荒なパワーはもともとインドにあったもの。馬鹿馬鹿しい奇想天外さは昔からインドの神様を描くマンガなどにもあった。

一方、中国の魅力はなんといってもそのスケールと、緻密さだ。4000年に渡って、広大な中国大陸で繰り広げられてきた勢力争い、権謀術数の寄せては返すような闘争の歴史、広大な建築物……いずれもその奥の深さは、どの部分を切り取っても面白い。

『空海—KU-KAI—美しき王妃の謎』は、そんな中国の壮大な歴史の一片の謎に、日本の僧、空海が巻き込まれるという物語だ。

(以下、多少のネタバレを含みます)

映画見てきた:雲霞のごとく押し寄せる機械獣をなぎ倒せ『マジンガーZ/INFINITY』は、アラフィフの魂を揺さぶる

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『空にそびえる、くろがねの城♪』
というテーマソングが、鳴り響いた時点で、もう涙が溢れそうだった。

そう、今48歳の私の魂の根源にあったのは『マジンガーZ』だったという事を思い出してしまったのだ。なにしろ、半世紀ほど前のことだし、調べてみるとアニメの放映は’72年12月から’74年9月ということなので、私は3歳から5歳。半ば忘れていたが、この『マジンガーZ/INFINITY』を見ると、すべてが溢れるように思い出された。

そう、私が生まれて初めて買ってもらったレコードは『マジンガーZ』のテーマソングのものだったし(記憶が定かでないが、ソノシートだったかもしれない)、ジャンボマシンダーも、ミサイル要塞重戦車Zも持ってた。40年以上、忘れ去っていたけど、そんなことも全部思い出した。自由帳はいつもマジンガーZでいっぱいだった。


(以下、多少のネタバレを含みます)

映画見てきた:『キングスマン:ゴールデン・サークル』Manners Maketh Man……んなわきゃない(笑)

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京都人がイヤミだとよく言われるが、イヤミなのではなく文化というのは成熟すると、直裁的な表現は下品に感じるようになり、婉曲表現を好むようになるのだ。

言わば豪放なアメリカン・ジョークに対してクセのあるイングリッシュ・ジョークも言わばそういう存在。

結局のところ、イギリス人はアメリカ人を下品で野卑と思っているところがあるし、その実、数倍残酷で、痛烈で、徹底的だったりする。そんな、イギリスっぽさが良く出た映画、それが『キングスマン:ゴールデン・サークル』。

(以下、多少のネタバレを含みます)

映画見てきた:『スターウォーズ/最後のジェダイ』まで約40年の戦い。完結を見るまであと2年は死ねない!

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’78年には9歳だったから、そこから約40年、スターウォーズに付き合っていることになる。

そして、いよいよ最終話となる第9作へ繋がる、第8作目『スターウォーズ/最後のジェダイ』。おおいに話を盛り上げて、最終作へとなだれ込んで行く準備となるはずだ。

我々世代にとっては、とにかく必見。だって人生のほとんどの期間に渡って、この物語が並走してくれているんだもの。迷ってる人は劇場で見たほうがいい。DVDやブルーレイで見るのとは全然ワケが違う。これはできるだけ映像と音響のいい映画館で、たっぷりと浸って観るべき映画だ。

もう一度、言っておく。とにかく、映画館で観ておいて!

(以下、多少のネタバレを含みます)

映画見てきた:『DESTINY 鎌倉ものがたり』を観て、あなたは何を思い出すのか?

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私が生まれ育った土地は鎌倉ではないが、やっぱり寺社に囲まれた古い土地で、鎌倉と同じように、木々や岩の精や、沼の妖怪、寺社に住むいろいろな『あやかし』がいっぱいいた。

いや、あれは僕の心の中だけにいた妖怪だったのかもしれないが、30年も40年も経つと、それが本当にいたのだか、いなかったのだか、なんだか分からなくなる。

『DESTINY 鎌倉ものがたり』は、そんな黄昏(たそがれ)の国にほど近い『鎌倉』を舞台にした物語。

結論からいうと、私にとってはけっこう面白かった。あなたにとって、どうかは分からないけど。

(以下、多少のネタバレを含みます)

映画見てきた:『GODZILLA 怪獣惑星』の面白みはどこにあるのか?

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実は怪獣映画については、あまり明るくなくて、去年の『シン・ゴジラ』も、それほど期待はせずに(でも初日に)見に行った。

結果はご存じの通り、期待値を大きく超えて面白かった。怪獣映画、特撮という文脈を知らない私でも、十分に楽しめる映画だった。

それは『今の日本社会』を十分に批判する作品性を持っていたし、ハリウッド映画ほどの予算はもっていなくても『全体を見せない』ことで、十分に迫力を出せて、観客のアテンションを引っ張れたということもあるだろう。いや、『シン・ゴジラ』はとても面白い映画だった。

しかし、そこで『ゴジラ映画』に対する(私的な)敷居が上がってしまったのは不幸だったかもしれない。正直に申し上げると、私はこの『GODZILLA 怪獣惑星』は楽しみ切れなかかった。


(以下、多少のネタバレを含みます)

映画見てきた:You Tubeで見られる3本の短編、2049へのミッシングリング『ブレードランナー2022/2036/2048』は必見だ!

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前回、『ブレードランナー2049』をご紹介したが、本作が公開される1カ月ほど前に、ドゥニ・ヴィルヌーブの依頼で作られた3本の短編がYou Tubeで公開さていることをご存じだろうか?

もちろん、これらを見ていなくても『ブレードランナー2049』を楽しめることは確かだが、見てから映画館に行けば、より深く『ブレードランナー』世界に没頭できること間違いなしだ。

それぞれ、15分、8分、7分の短編だから、夜のちょっとした時間でも楽しめる。

1作目、渡辺信一郎監督によるアニメーション『ブレードランナー2022 BLACK OUT』が、こちら。

(2作目、3作目は以下にリンクがあります)

映画見てきた:PKディックでさえ予見できなかった『ブレードランナー2049』の描く未来

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「ふたつで十分ですよ」
『No Four. Two,Two,Four.』
と、ハリソン・フォードが言ってから35年。我々はあのブレードランナーで描かれた2019年まで、あと2年というところに来た。

幸いなことに2017年になってさえ、環境破壊で世界は破滅してはおらず、タイレル社は人間に刃向かうNEXUS 6を作ってはおらず(Google社は作ったけど)、クルマが空を飛んだりはしていない代わりに、我々は35年前と変わらず、ガンダムを見て、ゴジラを見て、スターウォーズを見てるという恐ろしい未来に直面している。

そして、そのラインナップに、遂に『ブレードランナー』も加わるというワケだ。

(以下、多少のネタバレを含みます)

映画見てきた:『バリー・シール/アメリカをはめた男』の時代が懐かしい!?

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もう、あんまり覚えていないけど、今みたいにシリコンが世界を埋め尽くしていなくて、すべてが大ざっぱだった時代があったような気がする。

クルマのドアは鉄で出来てて、ハンドルは細くて径がデカくて、エンジンは大ざっぱな感じで回り、道はホコリっぽくて、お金といえば、札束で、他の州に逃げればすべてはうやむやになって、レシプロ機でこっそり国境を超えられて、その気になればドラッグとか手に入った時代。いや、僕らが知ってるのは多分、その切れ端ぐらいだけど。

バリー・シールが生きているのは、ベトナム戦争が終わって、中米の戦争にアメリカが手を貸したり、そこから運ばれる麻薬が問題になったりした時代。

ちなみに、実話を元にした映画なのだそうだ。