映画観てきた:反則スレスレ……だけど感動的な名シーン『イエスタデイ』

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世界中の誰もが知ってるビートルズのことを、突然誰も知らない……とうい世界線に迷い込んだ主人公の話。

主人公のジャックは、幼なじみのエリーに献身的にサポートされる売れないシンガー・ソングライター。しかし、彼はまったく売れず、エリーに捨てゼリフを吐いて、ひとり自転車で帰る。

と、その時、世界的に12秒間の大停電が起き、その瞬間に交通事故にあった、ジャックは『ビートルズ』(と、オアシスと、コカコーラと、タバコと、ハリーポッター)のない世界線に迷い込んでしまう。

彼が、演奏するビートルズの曲に驚く人たちに味をしめて、ジャックはビートルズの曲を自分の曲のように発表しはじめるが……。

……というところまで聞くと、かわぐちかいじのコミックス『僕はビートルズ』を思い出す人も多いだろう。そんな話にも触れながら、この映画をご紹介しよう。

映画見てきた:『JOKER(ジョーカー)』はあなたの心の中にいる

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賛否両論、毀誉褒貶入り交じる映画だ。

非常に簡単にいえば、マーベルコミックとともにアメコミ界の双璧を成すDCコミックの『バットマン』の悪役『ジョーカー』誕生の秘密を描いた、サイドストーリーもの。

しかし、それほどシンプルな映画ではない。むしろ『バットマン』の設定をまとった社会派映画というべきか。

主人公アーサー・フレックは、ゴッサムシティに病んだ母親と一緒に暮らす青年。興奮すると感情に関わらず大声で笑い出してしまうという精神的な病にかかっており、常に鬱っぽい。失業率が高く、社会格差が大きなゴッサムシティの下層におり、古びたマンションに住み、ピエロの仮装をして、看板を持って街角に立つのが仕事だ。

街の少年たちは彼をからかい、暴力を振るい、彼はクビになり、街行く人にさえ疎まれ、さげすまれる。そして、病んだ母の妄言はなんの救いにもならず、彼はさらに病んでいき、ダークヒーロー『ジョーカー』へと向かっていく。

……という感じなのだが、見終わってからよく考えてみると、ことはそれほど簡単ではない。

(以下、多少のネタバレを含みます)

映画見てきた:まず馬を射るから大人は感涙『トイ・ストーリー4』

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トイストーリーシリーズ、いやピクサーの映画は本当によくできてる。

先週、話の煮詰まっていない『天気の子』を見たから(それは新海誠監督の良さでも悪さでもある)、余計そう思うのかもしれないが、実によく設計されている。

起承転結、往きて帰りし物語。奪われて取り戻す。新しいキャラクターが活躍する分、古くからいるキャラクターの活躍が抑制されていたり。それぞれのキャラクターの立ち位置と、役割は練りに練って検討されており、誰が狂言回しで、誰が観客の視点となるか? なども綿密に設計されている。画面の明るい、暗い。暖色、寒色。止めの画、動きの画。光を柔らかく回すか、スポット光にするか? 焦点深度を深くするか、浅くするか? すべてはその場面の演出として、ちゃんと設計されている。

その実力の深さをとことんまで思い知らされる映画だ。子供は無邪気に楽しめて、大人は深く考えさせられる。なにしろ、『映画を観に行こうよ』と提案し、お金を出すのは親だ。この親を感動させ『子供にも見せてやりたい』と感じさせ、しかも大人も1時間40分の間まったく退屈させず、それぞれの立ち位置で感情移入させる。子供という将を射るために、まず親という馬を射る戦略を完璧に遂行している。じつに素晴らしい。

(以下、多少のネタバレを含みます)

映画観てきた:『天気の子』永遠の中二、新海ワールドを君は愛し続けられるか?

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『君の名は。』の新海誠監督、3年ぶりの話題作

2016年は本当に映画の当たり年だった。『シン・ゴジラ』があって、『この世界の片隅に』があって、『君の名は。』があった。

その『君の名は。』の新海誠監督が3年を経て送り出すのが、この『天気の子』。音楽もRADWIMPS。これは期待するなっていう方がおかしい。

島から逃げ出して、家出してきた少年『穂高』は、雨が振り続ける街新宿で、少女『陽菜』と出会う。陽菜には天気を左右する不思議な力があって、行き詰まった新宿の暮らしの中で、少年と少女はその力で生活を変えていこうとする……。

(以下、多少のネタバレを含みます)

映画見てきた:原作ファンもこれなら納得?!『キングダム』

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累計3800万部超を売った大ヒットコミックス『キングダム』が映画化された。

ここまで有名な作品が映画化されたとなると、『原作ファンが観て、楽しめるのかどうか?』はとても大事な視点になる。

先だって、『空母いぶき』でガッカリしたところだが、『キングダム』だって、ファンの多いコミックスだけに、そういう『原作ファン激おこ』リスクのある映画化だ。

原作が壮大な物語だけに、映像化して陳腐にならないのか? そこが問題になる。

広大な中国の景色、何十万もの大軍勢、まるで北斗の拳の『ラオウ』のように、巨大な体躯を持つ『大将軍』たち……これらの、『史実を元にしつつも誇張されたイメージ』を、上手に映像化しないと、多くのファンに罵声をなげかけられることになるだろう。

さて、どうだったのか?

(以下、多少のネタバレを含みます)

映画見てきた:ツッコミ満載!衝撃ラスト!『空母いぶき』

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『空母いぶき』観てきました。

原作はかわぐちかいじのコミックス『空母いぶき』。

原作は超キナ臭くて、航空機搭載型護衛艦『いぶき』の就航の反対運動が盛んになる中、『中国』が、尖閣諸島を占領、さらに与那国島と宮古島に上陸、中国空母広東を差し向ける。広東と『いずも』は否応なしの戦闘状態に突入。しかし、自衛隊の『いぶき』をい中心とする第5護衛艦群は、専守防衛のくびきの中、難しい対応を強いられる……というもの。

『尖閣諸島は中国の領土』『西太平洋の制海権確保のため中国が第1、第2列島線突破の策を練る』というありそうな中国側の意図のもと、かわぐちかいじお得意の、緊迫した政治、軍事ドラマが展開する……という物語。

では、映画では『空母いぶき』はどうなるのか?

(以下、多少のネタバレを含みます)

映画見てきた:僕らは夢の世界に住んでいる『バースデー・ワンダーランド』

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小学校高学年の女の子が、異世界に行く話。いわゆる『往きて帰りし物語』。

エルマーの冒険から、指輪物語に至るまで、往きて帰りし物語は山ほどありますが、主人公が小学生の女の子ということで『千と千尋の神隠し』を一番思い出した。

監督は、『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』『河童のクゥと夏休み』などで知られる原恵一。

そして、キャラクター、メカニック、プロップ、イメージボードデザインは、原監督に見出されたロシアから来たアニメ好き、イリヤ・クブシノブ。

一度みたら、その魅力にいっぱんに取り憑かれてしまう実に魅力的なキャラクー、と不可思議な世界、ユニークな建築物の数々は、彼によって生み出されている。

アベンジャーズ・エンドゲームが話題のこのGWだが、本当に見ておくべき傑作はこの『バースデー・ワンダーランド』かもしれない。

(以下、多少のネタバレを含みます)

映画見てきた:自分の内なる差別と向き合う『グリーンブック』

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いい映画だ。

人種差別を題材にしていて、アメリカの60年代の話。アメリカをクルマで旅するロードムービー。白人と黒人のバディムービー。面白い映画の要素が揃ってる。面白くないわけがない。

しかし、それだけでいいのか? いろいろ考えさせられる映画である。

(以下、多少のネタバレを含みます)

映画見てきた:埼玉差別、ここに極まれり!『翔んで埼玉』

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『埼玉県民には、そこらへんの草でも食わせておけ!』

『埼玉なんて言ってるだけで、口が埼玉になるわ!』

という衝撃的な差別発言があると聞き、いろいろと神経質な昨今、大丈夫かな……と思いながら見に行ったが、これが抱腹絶倒。最初から最後まで、笑いが絶えない映画だった。これは傑作w

特に埼玉、千葉、茨城、群馬方面の方には絶対お勧めw

(以下多少のネタバレを含みます)

映画見てきた:良くも悪くも「ゲワイ」『劇場版シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉』

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うーん。僕はちょっと見てて辛かったんだけど、ちょっとネット見て回ると高評価なんですよね。

僕はどっちかっていうとシティーハンターはコミックス派の方で、アニメはそれほど追ってなかった世代なので、そのせいかも。シティーハンターのアニメのファンの人は懐かしさを感じるかも。

平成も終わろうとしているのに、「もっこり」とか、「100tハンマー」とか、トンボが飛んで……って、ちょっと辛いと思うんだけどなぁ。

事前にネットに出回ってた情報も、神谷明さんが72歳にもなって冴羽獠の声を熱演したとか、そういう話で、まぁなんとも辛いなぁ……という気がする話。もっとも、神谷さんの声は今でも全然オッケーで冴羽獠でしたけどね。

とはいえ、最後に止めて、引いて『Get Wild』が流れたらそれで OKではある。

(以下多少のネタバレを含みます)