堀:あれ、僕がいる…
い:そりゃそうでしょう
野:だれですか、このさわやか青年は。輝いているじゃないですかw
堀:インタビュー受けた覚えはあるのですが、想像以上にさわやかにまとめられていた!
野:さすが、プロの仕業
堀:共通のテーマは「デジタル整理術」なのですね
い:この3つ読んでいて面白かったのが、それこそクラウドがバズワードだった時代には、とにかくクラウドだぜー、みんな使おうぜー、使ってないやつー時代遅れーみたいな感じあったと思うんです
堀:ありましたね、そういう時代
い:でも、ツールは適材適所でいいし、堀江さんにいたっては「ペーパーレスなのは僕だけ」とまで言ってる(笑)
堀:堀江さんはつきぬけてますものね(笑)
い:おれ便利なんだから、とりあえず全社導入とかどうでもいい(笑)
堀:このなかだと、次の10年くらいでおそらく一番先に変わっていきそうなのは、高畑さんと小路さんの話題の、名刺かもしれませんね
野:名刺、なかなかなくなりませんね
い:なくなりませんね
野:ポーケンが果敢に挑戦して夢破れましたし。アプリでもbumpとかあったけど、廃れたし
堀:いまは名刺が便利だから、その上にScanSnap + Wantedly みたいな仕組みがメリットを生みますが、名刺はそのままに、人と人をつなぐ仕組みだけ横にスライドしていきそう
い:なんかないと場がもたないってのはありますね
野:最近おそろしいのは海外にいくとみんな名刺くれる
い:海外に広がってますよねえ。たいていくれる
野:日本の悪しき慣習が、世界のデファクトスタンダードになってるの。だから最初に名刺交換会するっていう
い:しかも、これ言っていいか微妙ですけど、シリコンバレー系とかのIT系とかの会社ほど名刺くれますよね(笑)。あれなんなんですかね。おまえら、デジタル屋だろう!ってつっこみたくなる(笑)
野:たぶんですけど「かっこいい」と思っているふしがあります。ほら、日本のアニメ、かっけー、みたいな
い:おお、クールジャポン
野:いや、それオタク趣味な奴だから、という突っ込みをするのは日本人だけ
堀:でも、カンファレンスで一日に100人とか人にあって、ホテルに帰ったときに、今日あった人は誰だっけと思い出すときのフックとしては名刺最強ですものね
い:まあ、そうなんですよね。名刺にボールペンでメモが最強
堀:検索してもらうための物理キーのようなものと
野:ですね。最終的にはFacebookでつながるかどうかという。その情報を入れるためのもの
い:ドングルか!
野:ドングル(笑)
い:そうか、名刺はドングルだったのか。それなら、シリコンバレー系の会社が好きなのもわかる
野:ポーケン!やっぱりポーケンですよ。早すぎた(笑)
い:うはは、ここでPokenか
堀:ずい分前に、Evernote Hello というアプリがありましてね(笑)たまたまそのメジャーアップデートのときに SF の本社を訪問していたのですが、All Hands Meeting 全員で同時にHello で連絡先交換という壮絶なテストに参加したことがありまして、そのときの連絡先がいまだに70件くらいEvernoteに入ったまま(笑)
い:ありましたねー。あーーー、Poken手元で発見した(笑)。しかも「粒谷区」のPoken
堀:なつかしい
い:前時代すぎる遺物、、、
野:そうか、スマホがまだ普及してなかったころか
い:そうです。ガラケー末期
堀:物理世界からクラウドにどうやって情報をいれるかという部分を押さえるという意味では、PFU も Evernote も 10 年以上やってることは変わらないわけですねえ
い:まあ、物理名刺がなくならない限り、とりあえずはScanSnap安泰
野:しばらくなくなりませんねえ
い:なので、もっと名刺側によせた新機能とかないですかね。念力で名刺情報送れるとか、スキャンしなくても勝手に入ってるとか、それはダメか(笑)
野:写真とるだけで名刺情報がはいってくるアプリ
堀:顔認識でやってほしい
野:顔認識できるんだからできるでしょ。プライバシー、なくなるなあ。1984、ビックブラザーか
い:でも、名刺に顔写真入ってないですよね
野:いや、実はそこなんですよ。名刺に入れるべきだけど、入れられない
い:というか、名刺に顔写真入ってる人って、、、
野:だからあったときに逆にそれが物理キーとなって、写真撮り合えばいいんじゃないかな。最近の出張、会議風景写真でとりますよ
い:じゃあ、あれだ。ScanSnapを通すと顔写真情報に変換してくれるとかどう?
あぶり出しみたいな感じで
野:あぶりだし!レモン汁か!
い:そうそう。アルコールランプでね!!!って、違うわ!
堀:ScanSnap の脳がEvernoteで、てきとうにスキャンさせておけば情報をよしなにそろえて送ってくれるとか
い:そうか、印鑑だ。印鑑に顔情報を登録しておく。それを朱肉につけて、紙の書類に捺印すれば完璧ですね
堀:もう印鑑も二次元バーコード化した情報でいいような(笑)
野:完全アナログ(笑)
堀:セキュリティのクリアランス次第で、見える情報が違うみたいな
野:たしかに印鑑、二次元バーコードみたいなもんだしなあ
い:一見、完全にアナログなんだけど、実はデジタルで情報は共有されているみたいなの。攻殻機動隊ですよ
野:慣習だけはそのままでってやつですね
い:視覚素子が加工してくれれば、いいわけですからね
野:ARですか
い:でも、今は視覚素子ないから、ScanSnapが代替する
堀:いいなあ、それ
い:どうですかね、ScanSnapのAR化
野:それはアリでしょうね
堀:最近ですが、ScanSnapアンバサダーを一般募集し始めていましてね
い:そういえば、そうだった。あれ、のまさん応募しておいてください