いしたに まさき:先日、特にイベントとかあったわけでもないのに、急にHHKBがツイッタートレンドに出るってのがあったんです

野間 恒毅:な、なんだってーーー!

堀 正岳:こちらのトレンドでも表示されていましたね

い:もちろん、理由はありまして、まさかの「マツコの知らない世界」ですw

 

い:特集の主旨は「キーボードの世界」っていうニッチさw

野:音楽の方のキーボードかと思いましたよ

堀:「マツコの知らない世界」をそれこそ見たことがないのですが、モノとかグルメとかを扱うんですね

い:この日も前半はうどんなわけですよwそこからのキーボードwww

野:脈絡がなさすぎるw

い:番組のスタイルとしては、マツコさんにその筋の専門家がプレゼンをするっていう感じなので、人が変われば、主旨は変わるということでw

堀:でも概ねタイムラインは好意的と言うか、反応して強者どもがわれもわれもと参集していて面白かった

い:そうそう。私は見てたんですけど、なんかマツコさんがわりとちゃんと話についてくるんですよw

堀:キーボードの世界なのに(笑)

い:ちゃんと「打鍵感」って言葉さえ使ってましたからね

堀:その流れで HHKB も?

い:プレゼンの流れとしては、みんなPCについてくる適当な1000円ぐらいの使ってませんか?→高級キーボードは「打鍵感」なんですよ→今は自作もあるんですって感じだったんです。で、それぞれのネタにちゃんとマツコさんがくいついてくるっていうw

堀:ああ、それはいい流れだ。打鍵感という、知らない人にはまったく謎の概念を攻める姿勢はたいへんいい

い:でしょ。で、概念を伝えて、実際に触ってもらうといういい流れ

野:打鍵感って、うどんでいえば「のどごし」みたいなもの?

い:近いかもw

野:じゃあテーマは共通しているw

い:うどんの方はひたすらプレゼンターが「だからダメなんだよ」とつっこまれてましたねw

野:えええw

堀:かんがえてみたら、概念を伝えてから「試食」って流れ、グルメににてる(笑)

い:ホントだw

堀:視聴者はその場では体験できないから、そういうものがあるのかということが伝わるだけでもありがたい

い:で、キーボードの方はプレゼンターがぺかそさんとびあっこさんなので、まあ、プレゼン手馴れているわけですw

堀:ガチ勢だ(笑)

い:そう、ただのガチな人たち。ラッキーだったのは理系男子はマツコさんの好みだったらしく、話を聞いてやろうっていう姿勢が最初からあったのかもw。で、実際の試食、というか試打に入るわけですが、マツコさんから「1000円のキーボード使ってる典型的な人ってわたしのことだよ」とか、「あ、これはぜんぜん違う!」とか、ちゃんと会話にラリーが成立してたんですよ。そして、意外だったんですが、少なくとも1日1回はキーボード使うらしいんですよ、マツコさん

堀:結局はスマートフォンに比べて時間のセーブになるからでしょうかね

い:なんでだろう?って思ったんですけど、よく考えてみれば、マツコさんって元ライターで元編集者なわけですよw。そりゃキーボード使うわなっていうw

野:えええ!

堀:ああ、そうなんですか

い:そうなんです、すっかり忘れていた

野:それは意外でした

い:だから、なんてことはなくて、要するに毎日使っている人に、もっといい道具ありますよってプレゼンしているんだから、そりゃ話は通じますよね

堀:Wikipediaの来歴が文筆業から始まってる。ああ、エディトリアルを知っている人ということなのか。これは恐れ入る

い:ええ、要するに書ける人ということです。で、国産高級キーボードの紹介に入るんですが、3つ紹介されたうちの2つがPFU製で、HHKBとRealforce PFU Editonですねw。「HHKBは小さくていいけど、私は外で使うことはないから、Realforceがいい」

野:体格に合わせての選択ですねw

い:「こういうのは並べないとわかんないのよ!」って安いのも横に並べて、ガチで試して、ちゃんと打鍵感も試しての回答なので、すごくよかったです

堀:マツコ・デラックスさんは最後の単著が 2014 年らしいので、ぜひ REALFORCE で書かれた新しい本が読みたいです

い:番組の公式にもちゃんと出てた

野:この番組で値段が奥さんにバレたってツイートがあったw

い:だはは。でもね、すてきな奥様もいるのですよ

堀:わはは

野:それ、直木賞作家の妻や!w

い:テレビで製品が紹介されると、20秒ぐらいしか出なかったり、中味の話をしてくれないなんてことも普通にあるわけですよ。そういうのと比較すると、今回のは、ちゃんとキーボードという製品の背景みたいなものも含めて紹介されていて、普通にいい番組でした。これはPFUにとってもすばらしかったと思います

堀:本当に道具への愛着っておいそれと説明できないし、どうでもよさそうにみえるところも本質ではないところも含めていいですよねえ。問題はHHKB の在庫は大丈夫だったのだろうか(笑)

 

い:で、流れなのでついでにこちらも紹介したいのですが、おれたちの勝間和代もHHKB復帰です

野:おれたちのってwww

い:まあ、これはですね。要するにおれがすすめたんですw。勝馬さんがキーボード小さくしたいんだけど、HHKBは初代BTしか持ってないとか言ってたので、「HHKBは最新版でお願いします!」

野:最新版のHHKBが最高のHHKBですものね

い:そうなんですよ、最新版で判断してください!と

堀:勝間さんはずっと、ほんの少しでも快適さが向上する組み合わせをひたすらトライしていて、音声認識だけで執筆するのかと思ったら、やはりキーボードも攻めはじめて、さすがだなあと。そんな勝間さんの日々のカイゼンがまとまった「勝間式ネオ・ライフハック100」が29日に発売ですね

野:ネオ!

い:流れるような宣伝だwww

野:ネオ・ライフハック大全はまだかw

堀:そのうち出しますw

野:流れるような展開www

 

い:で、たぶん「マツコの知らない世界」を受けて、おおつねさんがこんなことを書いてましてね。実に正しい話です

 

野:リプライにもありますが、クルマがそうですね。ハンドルとシートとシフトノブ。中古車でもここを新品にかえるととたんにシャキッとします

い:そういえば、洗車をあまりしない私ですが、ハンドルとシフトノブだけは、けっこうマメに拭いてます。まさにしゃっきりするんですよね。そうか、あれはHHKBと同じ理屈だったのか

野:手が一番神経多いですからね。触覚

堀:梅棹忠夫氏が「知的生産の技術」で、研究とはなにか考えることとは何かという話はよくされるけど、じゃあ、どういう道具で書くのか、情報をまとめるのかという話が少なくて、意外にここによい仕事をする秘訣があるといったことを書いていて、まさに道具は選べ!という話ですね

い:すばらしいまとめだ。ということで、みなさん今後も容赦なく、キーボードは買いましょうw