松屋といえば、牛めし。牛めしといえば、松屋。牛丼じゃなくて、牛めし。それが松屋。

なんですけどね。

じつは、ごく限られた店舗に「豚めし」があるんですよ、奥さん!

そう。以前は、どのお店でも食べられたんですけどね。

いつの間にか店頭から消えてしまって、決して少なくないはずの松屋豚めしフリークが嘆き悲しんだとか悲しまなかったとか。

その豚めしが(たぶん)レギュラーメニューとして食べられる店が都内に3店舗あるんです。

なぜか池袋に2店舗と、これまたなぜか町田に。

でも、理由なんてどうでもいいんです。松屋の豚めしが食べられたらそれでいいんです。

だってね、並盛1杯が300円を切るんですよ? お安くないですか、奥さん!

じつはこの松屋の豚めしって、本当の値段がよくわかりません。

お店に貼られているポスターには「320円→290円(税込)」とあるんですけど、これが期間限定価格なのかどうかは書かれていません。

それに、たぶんもう、ゆうに一年以上は290円のままのような気がします。

だったらもう「いまなら320円がとくべつに290円ですよ〜」みたいな表記をしなくってもいいんじゃないかと思うんですけど。

ま、どっちにしてもお安く食べられるわけなので文句はありません。あるわけがないじゃないですか。

そもそも「とくべつ」なのは、松屋の豚めしそのものですしね。

何しろこの豚めし、食べ飽きるってことがないんです。だからお昼に、わりとしょっちゅう食べてます。

味付けが絶妙なんですよ。

ちょっと生姜焼き風ながら、とっても淡白っていうか、あっさりしてて、軽い。

「はい、これが豚肉の味ですよ。牛肉とは全然違いますでしょ? 」というメッセージが脳内に直接届くような。なんか、そんな味なんですよね。

がっつり・こってりな気分のときには、いささか物足りなく感じるとは思います。

でもほら、肉を食べても何を食べても、なぜか「これならカロリーゼロやろ」と思い込みたいっていう人、いますよね。けっこうたくさんね。

そんなアナタに、うってつけな雰囲気ですよ。

実際どれだけヘルシーなのかはさておいて。

豚めし食べたからって「このブタ野郎!」だなんていいませんから。どうぞ安心して食してください。

 

コスパ度:★★★★★
満腹度:★★★