いしたに まさき:今月もPFUコーナーやってまいりましたが、今月は一味違いますよ

野間 恒毅:おっと、それは何でしょう

堀 正岳:前回、動画で紹介されていた「あれ」が登場です

野:な、何だってーーーーー(MMR風)

い:こっちかな

野:このカワイコちゃんが気になります

堀:このタッチしたりしていたのが何なのか?という話題だったわけですが、ついに新ScanSnap iX1500が登場というわけです

野:な、何だってーーーー(MMR風、2度目)

堀:正解は多くの人がなんとなく気づいていた通り、タッチパネル搭載のScanSnapの新モデルだったと

野:タッチパネル液晶がスキャナについたんですか!、つまりそのタッチパネル液晶視点があのCMだったと

い:そして、さきほどのかわいこちゃんは鈴木えりかさんでした

野:おお、カワイコちゃんっぽいいい名前ですな

い:すぐ統括部長がフォローしているのがすてきです

野:統括部長特権で次回イベントには招聘されるんですよね、えりかちゃん

い:しりません(笑)

 

い:今回のiX1500なんですけど、今どきの製品なので、動画がちゃんと用意されています。で、言うてもスキャナーの動画ですよ。商品説明動画とビジネス編とホーム編と3本の動画がアップされているんですけど、、、

い:どのScanSnap iX1500の3本の動画、どれもがざっくり4万再生されているんですよ。この手の動画としては、ちょっと多いですよね

堀:今回、力入ってますよねえ

野:意外ですな

い:これはPFUのみなさんもびっくりしてましたね

堀:やはり、タッチパネルといきなりいわれてもよくわからなくて、動画でなんとなくイメージがわく

い:ふむふむ

堀:というくらい、今回は意外にわかりにくいアップデートだったかもしれません(笑)

い:だはは。あとは、なにしろ6年ぶりでしたからね。ScanSnapシリーズ累計500万台のフラッグシップの6年ぶりの登場に期待感もあったと思います

野:そうですね、私もまだかまだかと待ちわびてましたよ新製品

い:そういえば、そうでした(笑)

堀:発表会で登場したときには、#ScanSnap がツイッター上でトレンド2位までいったみたいですね

い:10月2日のことを一応説明しておくと、昼間は新商品発表会で。夜は、私と堀さんも登壇したユーザーミートアップでした

野:ひな壇に知っている人がたくさんいました(笑)。顔が長い人とか、王様もいましたね

い:そんなんばっかでしたね

野:ユーザーも見知った人ばかりで、同窓会みたいでしたね

い:ScanSnapコミュニティでしたね

 

い:で、まずは昼間の新製品発表会の方から

い:ツイッタートレンドになんで入ったのかというと、もう出ていますが、タッチパネル搭載という部分ですかね。え?なに?どういうこと?という感じがタイムラインに見えました

堀:ScanSnap にタッチパネルがつくとなにがうれしいの? という不思議な空気がツイッター上には流れていた印象がありました(笑)

野:いや、それは私も思いました(笑)、そもそも液晶もいるのか?という。だってスキャナでしょ、みたいな(笑)

い:わかりみが深い

堀:でもそれが、動画でけっこううまく説明されていて、これまでパソコン側といったりきたりしていた設定や、複数のひとの使い分けがScanSnap側だけでできるというあたりがじわじわと伝わっていったように思います

野:そうなんですよ、どうしても古い人間はPCに頼ってしまいがち何ですけど、世の中PCレスの時代ですもんね

い:そこがまさに大事なところで、ScanSnapの世代が変わった感を体現しているのがタッチパネルなんですよね

堀:あとツイッターを見ていたら、けっこうな数「見た目は iX500 のほうがよかった」と辛口なひとがいたのですが、これは逆によいと思いました

い:まあ、それだけiX500の完成度が高かったんですよ。実際、ずっと売れてましたし

堀:今回、あきらかに居間のような生活空間に置けるようにデザインを変えてきたので、これまでの人だけに刺さるのではいけないはず

 

野:あのー、型番で言われてもわかりにくいという問題は(笑)

い:それは若干ある(笑)。じゃあ、とりあえず今回のはScanSnapの白い奴ということで、前のは黒い奴

堀:白いやつ!

野:連邦の白いやつ!

い:でも、今回はそういうことですよ。大気圏突入もできる白い奴ですよ

野:時代はルウム戦役から一年戦争かー

 

堀:で、そのタッチパネルですが、いしたにさんは登壇していたときに「ScanSnapに『俺のボタン』がつくれる」という、みなさんがなるほどと納得する説明をしていましたね

い:あ、それはユーザーミートアップのときですね

堀:そうでした

い:もうそのままそっちの話にいきましょう

野:あと何でしたっけ、液晶としては小さいけどボタンとしては大きい、って言ってたような

い:ああ、それはですね。スキャナーに液晶がついていると聞くと、スマホ的発想をすると、タブレットでもいいですけど、そこになにかが表示されるんだとどうしても思ってしまうんですよね。でも、実際にはiX1500はドキュメントの表示は、スマホとかタブレットとかPCでやります。そうなると、あの液晶は要するに全部ボタンですよと。そして、ボタンとして考えるとあの液晶のサイズは大きいなと使ってみるとわかるんですよ。実際、iPhone5ぐらいの大きさはありますからね

堀:たしかにサイズ的にそれくらいある。なのでやはり触ってみると、とても満足感あるんですよね。ScanSnapの機能が無理なくUIに入っているのに、スキャンボタンはあの大きさで押しがいがある(笑)

い:やっぱり、だいたい同じでした

野:全然小さくない(笑)

い:でも、ほら時代はベゼルレスとかじゃないですか。だからScanSnap本体と比較すると、やはり小さいですよ

野:そっか、本体がでかいからそう見えてしまうのか(笑)

 

堀:あとはみなさん、ScanSnap Home という、新しく発表されたアプリと、この巨大な液晶がどう結びつくのか、興味津々という感じでしたね。タッチパネルで設定が全部できるけど、その一方でデスクトップアプリ側も変わるのか!どういうこと!?というような

い:ScanSnap Homeについては、ドキュメント管理という意味では、ScanSnap HomeはEvernoteを超えたとスーパーライフハッカーの堀さんが発言したので、会場がどよめいていました

堀:正直な感想です(笑)。実際、Evernoteをアイデアづくりだとか仕事場に使いたいのではなくて、
単にスキャンした文書がそこに入っていればいいんだという人にとっては、スキャンしたファイルがあれだけ整理されていて、しかもJPG画像のなかまでちゃんと検索できるというのは驚きだったはず。それについてつぶやいたら、150回くらいRTされていました

 

野:結局スキャンするというハードウェアだけならすでに完成形だったけど、裏側の仕組み、いわゆるクラウドが進化したということですか?

い:スキャンも速くなってます。あと、A3対応

野:A4サイズなのに何でA3サイズに対応できるんでしょう?

い:折るんです

堀:キャリアシートなしで、A3用紙を二つ折りにしてスキャンすれば展開した映像に処理してくれるという

野:両面読み込んで自動的にA3につなげてくれるわけですか

堀:もしそれで縦線のノイズなどが生まれた場合は、自動的にそれを補正する機能もあります

野:ひえええ

堀:トータルでいうと、ScanSnapはこれまでボタン一つで書類をクラウドに送れるようにScanSnap Cloudも開発していたわけですが、今回の白いやつのおかげで、ようやくクラウドに直接触れているみたいな、ボタン操作ができるようになって、しかもスキャン速度も機能も増強されているという。まさにハードとクラウドの融合という、PFUのお家芸の極致ですね

 

い:そして、この発表会の次の日に、また発表がありまして!iX1500のグッドデザイン賞受賞です

い:で、また「審査委員の評価」のコメントがすばらしいんですよ

スキャンスナップ・シリーズによって、スキャニングの新たなスタイルがすでにオフィスにおいては確立されたとも言えるが、この製品はそのユーティリティを家庭にも拡張しようとするものである。手差しスキャンやレシート読み込み機能など、家庭向けに考えられたアイデアが随所に見られる。外観も、使用時・非使用時にかかわらず、パーソナル、そしてファミリーのインテリア空間を邪魔しないソフトなものとなっている。ホームにおける情報マネジメントに一石を投じる新たな提案と言えよう。

堀:「ホームにおける情報マネジメント」という言葉がいい。さすがわかってますね

野:わかりやすい!、なんかもうiX1500の紹介文はこれで良いんじゃないかというほどまとまってますね(笑)

い:ホント、ちゃんと評価してるんですよ

堀:ツイッター上で「デザインが」といっていたひとも、「今回はもしかして置き場所が違う…?」と思ったのか。次第に肯定的なツイートのほうが増えていってる感触です

い:へー。まあ、でもホント世代が変わったんですよ。そりゃいろいろと変わりますよ

野:iPhone出て10年ですもんねえ。その間ガラケーがなくなって、PC事業が身売りされてでしょう

い:時代は変わりましたね

 

い:あ、そうそう、実際のiX1500の発売日は10月12日だったんですが、この日は中国でもユーザーミートアップイベントがあったようで、最後の集合写真まで見ると、もう中国もこういう感じなんだなあと。ScanSnapのコミュニティが育っている感、そこがすごいなあと

堀:このミートアップ行ってみたいですよね

い:行ってみたいですねえ

野:ニーハオマー、ジャーヨー、サイチェン

い:上海ですね

堀:たぶん通じあえるなにかがありそう。あちらこそ、文書保管という分野では歴史上常に先輩だったわけで

い:紙の発明!!

堀:それが逆にScanSnapで恩を返しているという見方もできるのかと(笑)

い:そういうことなのか(笑)

野:なんか噂では中国ではありとあらゆる書類をスキャンしてデータ化しているんだとか、スキャン先進国!

い:まじか

堀:たしかScanSnapの兄貴分である業務用スキャナーが中国では大活躍だそうですよね

い:それ、たぶん詳細はナイショのやつじゃないかな(笑)

野:そうです、やばいやつです(笑)

堀:何をスキャンしているかが秘密なので、詳細は伏せる(笑)

い:ということで、上海行きたいです。そのためにはiX1500が大ヒットしないといけないわけです
われわれももっとがんばらないといけません

堀:ですね

野:頑張りましょう!かわいこちゃんのためにも!

い:がんばろう!

野:頑張るとかわいこちゃん(えりかちゃん)に会えるって確か統括部長が言ってた

い:え

野:頑張ろう!

堀:そこなのか(笑)

野:そこです

い:次回はiX1500を使いこんでのボタンのセットアップの話とかしたいですね

堀:ボタンの設定比較で、「僕が一番、白いやつをうまく使えるんだ!」の回ですね!

 

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