堀:そうでした
い:もうそのままそっちの話にいきましょう
野:あと何でしたっけ、液晶としては小さいけどボタンとしては大きい、って言ってたような
い:ああ、それはですね。スキャナーに液晶がついていると聞くと、スマホ的発想をすると、タブレットでもいいですけど、そこになにかが表示されるんだとどうしても思ってしまうんですよね。でも、実際にはiX1500はドキュメントの表示は、スマホとかタブレットとかPCでやります。そうなると、あの液晶は要するに全部ボタンですよと。そして、ボタンとして考えるとあの液晶のサイズは大きいなと使ってみるとわかるんですよ。実際、iPhone5ぐらいの大きさはありますからね
堀:たしかにサイズ的にそれくらいある。なのでやはり触ってみると、とても満足感あるんですよね。ScanSnapの機能が無理なくUIに入っているのに、スキャンボタンはあの大きさで押しがいがある(笑)
い:やっぱり、だいたい同じでした
野:全然小さくない(笑)
い:でも、ほら時代はベゼルレスとかじゃないですか。だからScanSnap本体と比較すると、やはり小さいですよ
野:そっか、本体がでかいからそう見えてしまうのか(笑)
堀:あとはみなさん、ScanSnap Home という、新しく発表されたアプリと、この巨大な液晶がどう結びつくのか、興味津々という感じでしたね。タッチパネルで設定が全部できるけど、その一方でデスクトップアプリ側も変わるのか!どういうこと!?というような
い:ScanSnap Homeについては、ドキュメント管理という意味では、ScanSnap HomeはEvernoteを超えたとスーパーライフハッカーの堀さんが発言したので、会場がどよめいていました
堀:正直な感想です(笑)。実際、Evernoteをアイデアづくりだとか仕事場に使いたいのではなくて、
単にスキャンした文書がそこに入っていればいいんだという人にとっては、スキャンしたファイルがあれだけ整理されていて、しかもJPG画像のなかまでちゃんと検索できるというのは驚きだったはず。それについてつぶやいたら、150回くらいRTされていました
野:結局スキャンするというハードウェアだけならすでに完成形だったけど、裏側の仕組み、いわゆるクラウドが進化したということですか?
い:スキャンも速くなってます。あと、A3対応
野:A4サイズなのに何でA3サイズに対応できるんでしょう?
い:折るんです
堀:キャリアシートなしで、A3用紙を二つ折りにしてスキャンすれば展開した映像に処理してくれるという
野:両面読み込んで自動的にA3につなげてくれるわけですか
堀:もしそれで縦線のノイズなどが生まれた場合は、自動的にそれを補正する機能もあります
野:ひえええ
堀:トータルでいうと、ScanSnapはこれまでボタン一つで書類をクラウドに送れるようにScanSnap Cloudも開発していたわけですが、今回の白いやつのおかげで、ようやくクラウドに直接触れているみたいな、ボタン操作ができるようになって、しかもスキャン速度も機能も増強されているという。まさにハードとクラウドの融合という、PFUのお家芸の極致ですね
い:そして、この発表会の次の日に、また発表がありまして!iX1500のグッドデザイン賞受賞です