レンズ沼連載、沼ロケ5日目の第1回、CP+2018も終わり。さて、今年はどういう年になるのかっていうことですが、レンズ沼は時流とはあんまり関係ありません(笑)。といいつつ、CP+2018でのご縁で、今回の5日目はお送りします。

登場するのは、今回も3人の沼の住人。

  • 松嶋初音(@hatsunex)レンズ沼師匠、例のアレ届いたそうです
  • 荻窪圭(@ogikubokei)デジタル師匠、しれっとお買い物してました
  • いしたにまさき(@masakiishitani)沼ウォッチャー、買いたいものがありません

いしたにまさき:えー、CP+から早何か月ですかね。2カ月ぐらいですかね

荻窪圭:3ヶ月?

松嶋初音:はやいなー

荻:あのときの新製品もほぼ発売されました

い:予想通り、α7Ⅲが売れてる感じですかね

初:周り、みんな買い替えました

い:ということは、、、社長からアレ届きましたか?

初:私の手元にα7Ⅱきたーーーー!!きました!感動しました!すごい進化した気持ちです

い:すばらしい!ということは、例のアレも買いましたか?

初:あ、えへへ、テックアート買いました

い:さすがです(笑)

初:MFレンズをAFに変えてくれる代物!あれはもう買うって決めてたので!楽天のポイントぶちこみました

い:毎回、確実になんか装備増えてる(笑)

荻:とうとうオールドレンズをAFで使うという何が何だか状態ですねえ

い:私なんか結局なんも買ってないですよ。X-H1にかなり気持ちが入ったんですが

初:私いつも散財してる……

い:X-E3のサイズがやっぱりいいんですよ、あのサイズ感

初:サイズってすごく大事だからなあ

 

荻:α6000からα7IIに変わって、どうでした?センサーサイズが変わったわけだけど、画角も変わるし

初:NEX-6ですね

荻:あ、そうだ。すまん。さらに前のでした(笑)

初:NEX-6とα7Ⅱって2年くらいしか変わらないんですけど、個人的な感覚としては10年ぐらい進化したような気持ちです

い:まあ、完全に世代が違いますもんねえ

初:まず画質が超上がった気がしましたし、暗いところでの撮影がぜんぜん違う。私、けっこう食べ物の写真を撮るんですが、おしゃれな飲食店って間接照明だったりするんですね

荻:うん。暗い。。。

い:色目出している人が多い飲食店ですよね

初:そうそう(笑)。そうするとどうしてもISOを上げないといけなくなる。NEX-6の時は、もう全部ザラザラボコボコって感じだったんですよ

い:高感度はもうセンサーサイズが直結ですからねえ

初:なので取り込んで修正するのも一苦労だったり。でもα7Ⅱになったら間接照明どんとこい!って感じで

荻:さすがイマドキのフルサイズセンサー。α7IIだとレンズを隅々まで使うから、レンズの味がより強く出るんじゃないかと思うのだけど、その辺は?

初:そうですね。特にオールドのレンズを私はよく使うのでケラれとか周辺光量の落ち具合はかなり顕著になりました

荻:でも、それがあるとオールドレンズっぽくて楽しいというか(笑)

い:オールドレンズのむずかしさって、そこですよね。楽しみともいえますが(笑)

初:ケラれはそこまで気にならないものが多いんですが、周辺光量はかなりありがたいです

荻:「ありがたい!」(笑)

初:私は周辺光量が落ちてる写真が結構好きなので(笑)

い:まあ、基本ですね(笑)

初:ただ、元の画角がわかっちゃうので、トリミングがしづらくなりましたね

荻:ああ、確かに。トリミングすると、あ、右だけ周辺光量落ちが出てる、とかになっちゃう(笑)

い:ああ、そうか。まあ、カメラ修行したいならフルサイズってのは、古今東西の古からの基本というのは、そういうことですね

初:そうなんです

 

荻:トリミングを前提とした写真を撮るな、みたいな

初:ほんとそうですね。構図はかなり気にするようになりましたね

い:私はどっちでもいい派ですけど

初:でも、トリミングがわかっちゃうのは結構恥ずかしいです(笑)

い:撮影時に構図できあがってると、結局楽ですよね。現像時間も短い

初:ですね、あと写真を撮るスピードが変わるので

い:スピード?

初:パッと構えてパッと撮れるって大事だと思うんですけど、トリミング前提だと水平とか気にしなくてもピンさえあってればいいかなって感覚だったんです

い:ああ、なるほど(笑)

初:でもトリミングできない前提だと、そこすごい瞬時に合わせる特訓になるので(笑)

い:なりますね。EVF内に水準器あるの大事

初:ファインダー覗いて、水平、ピント、上下左右みて構図決めて、はい!撮りました!!

荻:水準器とグリッド表示は欠かせません(笑)

初:かかせないですね。私はスマホとかiPadにもグリッド入れてますから、スマホもう持ってないけど(笑)

荻:いれてるいれてる。最初にオンにする>グリッド

い:私はまず水準合わせてから、それから崩すことが多いです

初:私もそうですね

荻:まあ、「崩れちゃった」のと、「自分で崩した」のは違いますからねえ。写真見ると一目でわかるから

初:わかりますよね(笑)。なので、まず水準決めます。で、上下左右見て、見切れがないかチェックして、ピント合わせて撮ります。あとはもう肉眼で構図は決めてますね

い:あと、これなぜかあんまり言う人いないんですけど、身体とか手に合ってるカメラを使ってると、水準ってそれほど苦労しないで合うんですよ。身体ができあがるという言い方をしてもいいのかもしれませんが

初:それはありますね。切り替え直後はどうしてもずれますが。私の場合最近までずっとフィルムカメラだったので、水準とかグリットとかないですから、その辺はもう体に染み付いてるのかもしれません。フィルムカメラ歴のが、デジタルより長いですから

荻:わたし幼少の頃、目に不具合があったせいで、どうしても少し傾くクセがあって、水準器ないとヤバい

初:そういうのは個々ありますよねえ

い:ありますよね、利き目問題とか

初:ありますね

荻:そうそう

初:右が利き目でよかった

い:私も(笑)

初:私の事務所の社長は左が利き目なので、すごい大変そうです(笑)

い:ですよね、あれ地味に大変

初:ファインダー覗きながらのボタン操作が、ほっぺが邪魔そう(笑)。ほっぺムニムニさせながら操作してますよいつも(笑)

い:あはは

荻:むにむに(笑)

 

い:ところで、荻窪さんもなんか買ってましたよね、、、α7Ⅲでしたっけ?

荻:なんか買いましたっけ?

い:レンズ買ってますよね(笑)

荻:あ、そういえば、現代のレンズ買いました

い:広角ズーム

荻:XF10-24mm

い:でたー

初:いいなーー

い:FUJIの定番レンズ。これはホントいいですよね

初:使いやすい、便利なやつだ

荻:便利すぎて人間が堕落するヤツ

い:私はこればっかり使ってます(笑)

荻:望遠側が36mm相当まであるから、普通のスナップも撮れちゃう

初:本当いい画角、超いいなあ

い:広角ズームでそこそこ寄れるレンズは1本ないと、レンズの運用死にますよ(笑)

荻:フジはXF10-24mmと、好みの単焦点2〜3本持っていくのが一番楽しい気がする

い:旅先もXF10-24mmがあれば、実はけっこうどうとでもなってしまう(笑)。まさに人をダメにするレンズです

初:あとはオールド持っていけばいいですよもう。遊びのレンズ一本で(笑)

い:私は、今まさにその構成ですね

初:ベストですね

い:ああ、買い物したい。買うものがないぞ!!

初:ちなみにテックアートですが、、、

い:えーと、その話確実に長くなるやつなので、続きは次回にしましょう。いいなあ、テックアート

 

オールドレンズをAFにするテックアートの話、なかなかの超技術なので、次回もお楽しみに。

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