完全ワイヤレスっていうか、左右分離型っていうか。コードがまったくないっていうアレですね。
で、その発売日、ちょっとお安い限定価格だったもので、そんじゃいっちょ買ってみるかって。だって、定価6,980円(販売価格4,680円)のところ、サンキュッパ、3,980円なんですから。
もうね、すかさずカートにノールックパス! レジにGO! ですよ。
このcheeroのワイヤレスイヤホン、この安さでいろんな機能が盛り込まれているわけですが、なかでもぼく的チャームポイントは「環境音ON/OFF機能」があるところ。
音楽を聴いてる状態で、周囲の音をちゃんと拾うことができるというんですよ。
これって、たとえばお店でごはんを食べながら音楽を聴いていても、店員さんの声とかが聞こえるわけでしょ? ふつうにちゃんとやりとりできるんでしょ?
ちょー便利じゃん!
というわけで。イヤホンが届いたら、さっそく何か食べに行ってみることにしました。
レジにGOしてから届いたのがこちらです。
箱の中には、本体&充電ケースのほか、USBケーブル、ポーチ、イヤーピースのセットが入っていました。
イヤーピースには、通常よく見られるキノコ型と、平べったいドーナツ型のものがあって、自分の耳に合うものが選べるようになっています。
ぼくはキノコ型のいちばん大きいサイズのイヤーピースを選びました。
低音がほどよく響くし、装着感もいい感じです。
基本的な操作は、イヤホンの電源ボタンで行います。
・電源ON:ボタンを3秒間長押し(L/Rとも)
・電源OFF:ボタンを3秒間長押し(どちらか一方)
・再生/停止:ボタンを1回押す(どちらか一方)
・曲送り:R側のボタンを2回押す
・曲戻し:L側のボタンを2回押す
というぐあい。
で、肝心の環境音機能の切り替えには「L側のボタンを3回続けて押す」という操作が割り当てられているんですがーー
これが意外とむずかしいんですよ、ぼくには。
タイミングが掴めずに、音楽を止めてしまったり、曲が最初に戻ったりっていうのを何度も繰り返してしまいました。
cheeroでもそう感じたんでしょうか、取扱説明書とは別に「環境音集音機能の操作方法」の解説書が添付されていました。
この解説書によると切り替え方法は、
左のイヤホンの電源ボタンを「タ・タ・タン」と素早く3回押してください。約0.5秒間に3回が早さの目安です。
だそうで。
……いやいやいや、わっかんねーって!
タ・タ・タンって何よ。タンバリンかよ!
とか思いつつ、何度も練習しましたよ。まじで。
で、しばらく試行錯誤を繰り返すうちに、ようやく操作に慣れました。
もはや環境音切り替えマスターですよ、ワタシ。
ようは髙橋名人ばりにボタンを連打する感覚といえばいいでしょうか。なるほど、タイミングに慣れちゃえば結構カンタンでした。
そんなわけで、土曜の昼下がり、さっそくcheero Wireless Earphonesを装着して街に繰り出しました。
目指したのは、こちら。
東京油組総本店。以前に紹介した油そばのおいしいお店です。
もちろん、お店に入る直前にタ・タ・タン済ですよ。
それなりの音量で音楽を聴きながら入店したわけですが、ちゃんと「いらっしゃいませ!」の声も「こちらのお席にどうぞ!」の声もちゃんと聞こえました。
これは何だか新鮮な感覚ですね。
そもそもぼくは、ごはんを食べるときにはイヤホンなりヘッドホンなりを外すことにしているんですが、このイヤホンだと「環境音+自分の好きな音楽」が、どちらもしっかり聞こえるので、安心感がありつつハッピーになれる感じです。
その上、ワイヤレス・非ワイヤレスを問わずコード付きのイヤホンだと、麺をすすったりするときに首元から前にコードが垂れてきて邪魔になりますが、左右分離式だと邪魔なものナッシング。快適に麺がすすれてグッドフィーリングです。
このイヤホンって、孤食のラーメンのために作られたんじゃないかと思うほど、食べるシチュエーションにマッチしているんじゃありませんかね。
とくに麺。しかも、ひとりで。
あ、ちなみにこのときに聴いていたのはこちら。
もう、おわかりですね?
油そばといえば、ラーメン大好き齊藤京子さん from けやき坂46。その新曲「イマニミテイロ」ですよ。