レンズ沼連載第4回。新宿西口ヨドバシカメラの次は、そのすぐそばにあるライカ沼の牙城、マップカメラに向かいました。ライカ沼はやっぱりすごいところでした。
引き継ぎ登場するのは、3人の沼の住人。
- 松嶋初音(@hatsunex)、ライカ沼の現場で1人だけ楽しそうにしておりました。オールドレンズ詳しすぎ
- 荻窪圭(@ogikubokei)、ライカ沼だけはいかんと思い続けて20年、この日神になりました
- いしたにまさき(@masakiishitani)、沼ウォッチャー、ライカ沼だけはいかん
いしたにまさき:マップカメラといえば、例のはつねさんがはつねさんの事務所社長さんをライカ沼に突き落としたところですね
松嶋初音:そうです
荻窪圭:実はわたし、地下にははじめていったのです
い:私も初のマップカメラ地下でした。地下だけは行ったらいけないと思って、生きてきました
荻:地下は雰囲気が違う!
い:あの地下はやばいですね
荻:ヤバい。階段を降りてはいけない
い:そうそうまさに
荻:内装も空気も上のフロアとはちがう
い:「階段を降りてはいけない」は教訓です
初:あはは、でもあの地下はおもしろいですよ
荻:地下は沼への入口です。なににしろ
初:たしかに、入り口感ある
荻:オトナの階段降りる!ですね
初:あそこには通って長いです
い:なんかもうね、あそこはなんかの地脈につながってますね
初:あそこには面白い人を惹きつける何かがあるんです
い:ライカの話だけでもおもしろかったのに、おれがGFX見に行ったら、実におもしろい人がいましたね
初:いましたねー!性格がものすごくいい人が(笑)若くてオシャレな男の子二人がね
荻:GFXの前でああでもないこうでもないと
い:結構長くいじってたので、邪魔しちゃかなあと思って遠巻きにしてたんですよ
初:そしたら「触るっすか?」ですよ(笑)
い:そそ
荻:ああ、待ってる人と思われたのか
い:で、話をしてみると、単に操作わからなくて困っていただけだったという(笑)
初:さらに面白いのは、GFXと機能も性能の違いもめちゃくちゃある「α9と悩んでるっていう発言」
い:で、操作を教えてあげると「先輩!まじやばいっす!」と
初:先輩になりましたね(笑)
荻:あの「先輩!」って面白い文化ですよねえ
初:一瞬で尊敬される二人マジ笑いました。タッチパネルに感動していましたね
荻:「先輩すごいっす」とか
初:それで、いろいろはなしたんですよね「何を撮りたいのか」とか
い:で、話を聞いてみるとさっきも言ったようにα9と悩んでいて「それは写真次第だなあ」と
初:そうそう
荻:そもそも、α9とGFXで悩むってところが面白い!性格が全然違うカメラなのに、似てるのは値段。。。
い:それなんですよ。で、インスタ見せてもらったら、まあ、すごい写真で
初:でも最初、彼が「写真はストリート系っすねえ」って答えた時、私たち正直ピンときてなくて、「まあでもストリートだったらGFXよりはα9なんじゃないか」って感じだったんですよね。彼の本当の姿を知らず(笑)
い:そそ
初:荻窪さんやいしたにさんが「GFXは三脚立てて動かないものをちゃんととるカメラだから」って伝えると「そっすかー!見た目最高なんすけどね!」みたいな感じだったから(趣味で撮ってるのかな?)くらいの感じで。でも結局「自分α9買うっす!」って言ってそのままマップカメラの5階にあるソニーエリアに消えていって(笑)
い:で、われわれもなんか気になったんですよね。α9でホントによかったのかなあと
荻:むしろ、野次馬根性的な(笑)
い:そうそう。つまり、沼の住人の特徴である他人が買うところが見たかったわけです。それでソニーのフロアに上がっていきましたね
初:そしたら彼らに待ちわびられていたという(笑)
い:エレベーター開くなり「先輩!きたああ!」でしたからね
初:それでさっそく「タッチパッド使えないんすけど!」みたいな
い:そこで荻窪さんが先輩から神に昇格してた(笑)
初:そう!もう神になってた
荻:タッチパッドをオンにしただけなんですが(笑)
い:まあ、マップカメラの店員の上だから神です
初:いしたにさんも「この神はこういう記事書いている人なんだよ」ってネットの記事見せたりしてね
い:「センパイ、まじもんじゃないっすかああ!」と(笑)
荻:あ、いわれた。まじもん(笑)
い:で、改めて写真見せてもらって
初:うんうん
い:フォトブックも持ってて、こりゃすごいと。ガチファッションフォトでしたね
初:ですね、超かっこいい
荻:すごくイマドキのカッコいい写真だった
初:デザイナーさんなんですよね、本業は
い:でも、さっと速射するして、現像で決めていく感じじゃないかなと
初:うんうん。何がすごいって、撮ってくださいって女の子がやってくるというのがすごい
い:台湾の写真とか、ホントよかった