我々の世代は、なんと幸せな世代なのだろうと思う。
少年・青年時代にワクワクした、スターウォーズやガンダムは、我々が立派なオッサンになった今なお続編やリメイクが作られ、ゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダー、うる星やつらなども続々とリメイクされる。
そして、その戦列に『トップガン』が加わった。
1986年公開の『トップガン』は、カワサキGPZ900R Ninja、G-1などのミリタリージャケット、レイバンなどの流行を作り出したといってもいいぐらい、様々なトレンドの源流となった。我々の世代には好きな映画にこのトップガンを挙げる人はとても多い。
トム・クルーズをトップスターにした作品であり、ヴァル・キルマー、メグ・ライアン、アンソニー・エドワーズ、ティム・ロビンスなどの出世作ともいる。
その『トップガン』の続編が作られる。しかも、主演は36年を経てなおトム・クルーズが務めるいうのだから、ビックリだ。ヤツは不老不死か!? 実際、今作でもビーチバレーのシーンで、59歳とは思えないマッチョな肉体を披露している。
本記事では趣味人らしく、この映画に登場するバイクと戦闘機について深堀りしていこう。
F−14Aトムキャットと、F/A-18E/Fスーパーホーネット、GPZ900R Ninja(A2)とNinja H2……と韻を踏んだような旧作のイメージの踏襲が実に美しい。
(以下ネタバレあり)