いしたに まさき:えーと、やっと梅雨明けですかね。今月もPFUできゃきゃきゃのコーナーがやってまいりました

野間 恒毅:梅雨明けですもんね、台風来ますけど

堀 正岳:ここから梅雨が戻るってパターンもありますから、明けたとはいわない派です。それにしても今年はうちの除湿機が毎日大活躍です

い:あれは真似すべきだと思いました

堀:2リットルほど貯められるのをもっているのですが、毎日満杯ですよ

い:日本ほど湿気がある国もないといいますけど、それにしてもすごいな

堀:寝室で回せば寝床は乾いてさらさらですし、書斎でまわせば本がパリッとしていい感じになるんです。超おすすめです(笑)

い:さて、過去に何度か触れたような気もするし、そうでない気もするのですが、PFUといえば、実はスキャナーの世界ではグローバルカンパニーです。業務機のシェアは50%超えてますし、出荷の9割が実は海外です

堀:世界中であのスキャナーが回ってるとはイメージしにくいですがすごい

野:そんなに海外で売れているとは・・・

い:もちろん開発は石川のかほく市でやってるわけですが、ほら堀さんもよくご存じの北極とか、世界中にはいろんな環境があるわけです

堀:場所が違うと信じられないような原因で機械って壊れますよね

い:ありますねえ

堀:日本で使える機械をロシアにもっていったら潤滑油が凍って一発でパーになったとか

野:日本だとドイツ車が電装系弱くて壊れたり、内装ベタベタしたりしますね

堀:それはやはり湿気なんですか?

野:内装も電線の被膜も樹脂なので、高温多湿で加水分解しちゃうみたいです

い:そういえば、その昔にカッパドキアで気球乗ったことあるんです

堀:トルコ!

い:しかも真冬(笑)。朝、とりあえずマイナス7度とかで、いやマイナス15度だったかな、あんまり覚えてないですけど、とにかく気球乗る前の時点でその温度なので、気球で上に上がるとさらに温度下がるわけです(笑)

堀:なにげに標高高いですしねあのあたり

い:トルコの内陸部ってくそ寒いです、、、

野:熱気球はあたたかくないんですか(笑)

い:あったかいのは、頭の上だけです(笑)

堀:気球は温かい。でも、そこに吹き込む空気は…想像しただけで涼しい(笑)

い:人はカゴに乗ってるだけなので、ふきっさらしです(笑)

野:さぶっ

い:EOSのバッテリーがあんなスピードで減っていくのをはじめてみました(笑)

野:あー、カメラ系のバッテリーは寒さに弱いですからねえ

い:普段、EOSなんて3日ぐらい使えるのに、、、さらに、某社のコンデジは壊れました。ガチで動かなくなりました(笑)

野:結露&凍結ですな

堀:南無ー

野:陀仏ー

堀:気象の世界でもそうなのですが、測器は正確であることが絶対とはいえ、同じ気温と湿度と気圧で同じように壊れずに動かすというだけですごいハードルですね

い:いや、まったくですよ

堀:そうか、ScanSnapの場合は壊れる壊れないだけではなくて、読み取る相手もあるからさらに大変ですねこれ(笑)

い:そうなんですよ。まずスキャナーが動かないといけないし、紙なんて環境変化の影響受けるし、世界に目を向けると日本では信じられない紙がわんさかあるわけです。海外のレシートとか紙ひどいもん(笑)

堀:日本では絶対に使わないですね

い:で、すっかり前置きが長くなりましたが、そのPFUの耐久試験の様子が日経で記事になっていました。なかなかに過酷な話満載でこれは笑えない(笑)

堀:減圧装置までついてるのすごい!

北極・南極圏から赤道直下まで、世界各地の環境を再現するのが「環境試験室」だ。気温はマイナス35~85度、湿度は0~99%で変更できる。ほこりを吹き出す装置や、標高3000メートルの高地を再現できる減圧装置などを組み合わせて、現地の環境に近づける

野:こころなしか、サムネの人のコートがダウンジャケットでもこもこしてる(笑)

い:これもすごいですよ

ペルーでは標高3000メートルの事務所に導入した際、気圧の低下で部品が故障したが、部品に空気穴を開けて対応した

堀:わかる

い:わかるんだ(笑)

堀:機械の内外気圧差が大きくなりすぎて、日本だったら問題なく動くものが動かなくなるんですよね

野:日本ってその点、ちょうどいい環境なのかな。温度的には

堀:小さな穴一つ開けるだけで解決なのですが、問題に直面しないとわからないという

野:日本は高地はないですからねえ。住んでないというか

い:3000mって言ったら、日本だと富士山オンリー

 

堀:さっきの書斎で除湿機回したらという話につながりますが、、、最近、予算削減でそこら中のオフィスでつかわれているちょっと質の悪いコピー用紙って、あれ湿気ると一気につまりやすくなるんですよね。でもたしかに、ScanSnapだと失敗したことは最近ない

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い:そういえば、そうかも。さすが世界のPFU

堀:これだって、対応しようって決めてちゃんと対応できるのはすごい(笑)

2005年に本格進出した中国では当初、厚みやサイズがバラバラの紙を一気に読み込む商習慣に対応できなかった。その後、現地から様々な紙を取り寄せて対応できるよう刷新。今では中国の四大銀行に同社の製品が導入されている

い:そっか、普通はあきらめるのかも(笑)

堀:「無茶なスキャンやめろ」って普通あきらめますよね

い:さすが世界のPFU(二度目)

野:荒波にもまれてるなあ

堀:最後のこれ、どこに行くつもりなのでしょう(笑)

すでに高いシェアの欧米市場などは飽和状態に近づく。新たな市場を目指して、泥臭い挑戦は続く

い:宇宙ですかね、、、

堀:PFUのことだから、重力制御室もあるかも

い:もしくはバイストンウェルとか、、、

堀:そうか!次は「異世界でスキャン」これですよ

野:オーラロードが開かれた!

堀:「ScanSnapだけを持って異世界に転生したけど電源はどこ?」で一本書きましょう

野:電源ないんかい!

 

い:で、冗談はその辺にして、ScanSnapの大事なお話です。といっても、だれかが卒業するとか、そういうことではありません

野:いや、その書き出しだとそれしか連想できません(笑)

堀:心臓に悪いやつ

い:いや、最近それをくらったので、心がつらいんです

い:で、それはいいんですが、大事なお話です。長い歴史のあるScanSnapなので、けっこう古い機種を使っているという話は、以前にもしたと思います

堀:壊れませんものね

い:ということで、PFUが公式で「買い替え応援プログラム」を実施しています。ScanSnapの新規機種買ったら、PFU経由で買い取ってくれるというやつですね。キャンペーンじゃないので、ずっとやってるやつです

野:ほおおお

堀:まったく壊れないのでしびれを切らしたようにみえる(笑)

野:「新規ScanSnapのご購入先は、家電量販店、Web通販等どちらでも構いません」、アマゾンでもヨドバシでも、コジマでも、どこで買ってもいいんですね

い:いさぎよいです(笑)

堀:これはチャンス!

い:チャンスってのもありますが、旧機種が出てしまうとなにが面倒って、処分が面倒ですよね、、、

野:最近は処分するのにもお金かかりますからねえ

い:そう、でもこの買い替えプログラムなら、お金になる。少額の可能性はないわけではないですが(笑)

堀:あとこういうのって、下手にスキャン回数が多くて使用感があるものがメルカリなどに出るのを防げるのでいいですね

い:ああ、いいこと言いますね(笑)、さすが世界の堀

堀:やはりパリッと新品でスキャンする体験を一度やってしまうと、体が新品を求めてしまう(笑)

野:なんですかそのエロいやつは

い:なんか急にエロくなりましたけど(笑)

野:さすが世界の堀!

堀:光学センサーの覆いをとって、いまなら液晶保護シートをとって、初めてポチッとスキャンですね…

野:そんなにエロくなかった(笑)

い:ああ、それなら少しわかります(笑)

 

い:最後に、いきなり宣伝になるのですが、私ScanSnapプレミアムアンバサダーなんですが、それと同時にカバンデザイナーでもあります

堀:おっ

野:おおっ

い:最近、ひらくPCリュックというのをリリースしまして!

い:なんと!このひらくPCリュックがScanSnap iX100を運ぶのにぴったりなんです

堀:サイドポケットに縦置きとは

野:スキャナとノートPCを持ち歩く僧侶!

い:いやあ、すごい時代ですね。もちろん、こんな用途は計算済みです(うそです、偶然です)

堀:縦にものをいれるリュックってなかなかないので、ガジェットと相性がいいんですよね。普通は横にするから、あっという間に底の面積を消費してしまう

い:偶然にちょうどぴったりで正直ラッキーと思ったことは、ナイショです

野:わはは

堀:わはは

い:まあ、計算しなくて、ちょうどよく設計してしまうのが、さすがScanSnapプレミアムアンバサダーということです(ということにしておいてください)

堀:もうこのまま、僧侶のひとに世界中巡礼にいってもらいましょう

野:インドの山奥まで!

い:天竺ですね

堀:そして西方浄土まで!

野:もちろんです。そしてありがたい経典をスキャンして帰ってくるのです

い:すばらしい

堀:もうガンダーラのテーマが聞こえる!

い:ということで、次回は西方浄土プロジェクトのクラウドファンディングの提案にしたいと思います

堀:ありがたや!

野:なんまいだー

 

うそみたいですが、続きます(笑)

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