今さらScanSnapデビューしてみようシリーズの第9回。名刺管理とスキャンについて考えてみようの後編です。

私の名刺管理方法は、ほぼ物理的な管理でしたが、堀さんはもっとちゃんとしているはずです。ということで、後編をどうぞ。

 

いしたに まさき:さて、後編は堀さんの名刺管理方法からいきましょう。なんとなく私の正反対という気がしてます(笑)

堀 正岳:はい、学者はあまり名刺持っていないので学者版と、ブログ版の管理方法があるんですが(笑)

い:では、両方で!

堀:最初に学者、研究者の名刺を管理するときなのですが、たいていの場合、人と会うのは学会なんですよね。名刺をもらえることもあり、もらえないこともあるのも、学会。なので、Evernote に「春学会2018」みたいなノートが一つ作ってあって、そこにすべての気になるメモとか、写真とか、人とあったことなども入れてます。ここに、スキャンした名刺データがそのままはりつけてあるんですよ

い:ほおお、イベント単位ですね

堀:「あのひと、あのワークショップであったよな」という記憶はけっこう強く残りますし、まだ僕はそこまでたくさんの学会、ワークショップに参加してるわけではないので

い:人って、意外と時系列は覚えているので、どのワークショップかはわからなくても、あー、あれはあれの前だったはずー、とかは覚えてますもんね

堀:そうなんですよ。あと学会の世界って、無限に人はいなくて、けっこう少ないんです。だから、この仕事をするときにコンタクトすべき正しい人、というのが100人も把握できていれば十分というわけで

い:なるほどなるほど。有限だから、イベント単位の管理が可能ということですね

 

堀:逆に、ブログの方は無限に人がいるのでクラクラします(笑)こちらはいしたにさんに似てますが、全部時系列順に一つのEvernoteのノートブックにいれてます。ただ、年度ごとにノートブックは一つ作りますね

い:おお

堀:「名刺2018」みたいにしておいて、今年は何人とあったがわかるようになってます

い:ちゃんとしてる(笑)年に会った人の数の把握という意味では、私はもっといい加減でして、、、

堀:はい?

い:私は自分の名刺を年間分を一度に発注するんですよ。ここ数年ずっとそうで、もっとかな?10年ぐらいかな?、それでいつも同じサービスで発注しているので、その発注する時期で、去年は人とたくさん会ったかどうかがわかるという(笑)

堀:なるほど、一年に使う分、数百枚くらいですか

い:オーダーの都合でいつも650枚です(笑)

堀:すごい(笑)

い:注文すると過去の履歴もわかるので、自動的になんとなくわかるという。ただ、なんとなくわかるだけですけど(笑)

堀:moo.com ですよね?

い:ですです

堀:僕もそこ使っていて、最初は Flickr の画像入れられるから使ってたんですけど、いまやその履歴とかのほうが価値あります

い:そうなんですよ。だから、できるだけ続いて欲しい(笑)

堀:まったくです(笑)

 

い:ちょっとスキャンの話に戻りましょうか

堀:ちょっと前だと、名刺のスキャンは専用のスキャンモードを作って、細かく設定したりしていましたが、最近はもう ScanSnap Cloud なので、私はなにも考えずに iX100 になりましたね

い:ですねえ、あれが地味に設定めんどうで、、、ひと昔前の話ですけど、ScanSnapのEvernote Editionがまさにそれでしたね。めんどうな設定をEvernoteがやっておいてくれるという

堀:たしかに!Evernoteに特化した設定ができたという、もう対応していないやつ

い:今はScansnap Cloudがあるので、ScanSnapの種類もスキャンデータを流す先もなんでもいいんですよね。データの都合に合わせて、あとで適当に選べばいいという。ホント、いい時代ですねえ

堀:あとこれ、iX100 は名刺2枚を同時にスキャンさせてもちゃんと個別に扱ってくれるというの、もう何回でも話したい(笑)

堀:言われて実際にやってみないと、ふつうこういうことはしないと思うのですが、一度やるとあれが名刺スキャンの基本動作になってしまいますね(笑)

い:スキャンするこっち側がなんとなく1枚1枚入れないとダメなんじゃないかと思い込んでいるだけなんですよね。あれ?堀さんは横から入れるんだ、、、私は縦に入れます、、、

堀:その向きだって、勝手に補正してくれますものね。向きだとか、そんなものは気にしないでとにかく入れろという雑な感じがいい

い:私は前編でも言ったように、名刺は山で管理するので、iX500でどーんです(笑)。限界まで一度につっこみます

堀:ガシャコーン、ガシャコーンっと、数十秒で消える、と。「スマホで一枚ずつ撮影しよう」なんていってるビジネス書も真っ青の速さ

い:まあ1分ですね。ということで、結論としてはなんでもいいけど、ScanSnap Cloudの設定だけはしておけって話になりますかね(笑)

堀:あと、新社会人の人には、iX100でも2万円はしますのでちょっと負担感はあるかもしれませんが「信じてほしい。ぜったいに元が取れる投資だから」と伝えたい

い:いつまでも使えますからね

 

堀:そういえば、そんなScanSnapユーザーたちの名刺交換の場があるとか?

い:ScanSnapじゃないですけど、HHKBの方です!

堀:こちらもユーザーが熱いやつだ!

い:HHKB、最近またいろいろと話があって、、、とりあえず、これすごくないですか?

堀:ジュンくんの結婚式か(笑)

い:おかしいですよ、これ(笑)

堀:新婦もゲストもドン引きって(笑)、、、公式が Happy hacking wedding って返事してるのいいですね

い:あと、周辺グッズもちょっとおかしなことになってまして
、、、

堀:「馬毛」のキーボードブラシ(笑)

い:もはやダジャレなのかどうかもよくわからない(笑)

堀:とにかくすごいことだけが伝わってきますね。公式からしておかしいというのか、HHKBでここまで熱量が持続しているというのが素晴らしい

い:ということで、6月5日なので、少し先なんですが!イベントがあるわけです!!

堀:HHKBユーザーミートアップ!これは参加者殺到しそうですね

い:第1弾の様子はModulでも記事にしましたが、また、おかしなイベントになりそうな感じです

堀:ケーキに匹敵するなにかがでてくること請け合いですね

い:え、そうなの?

堀:HHKBで鞍作って馬で登場くらいやらないとジュンくんに目立ち負けしそうですし、絶対なにか考えてるでしょう

い:リアル馬きたら、さすがにドン引きしますね(笑)

堀:PFUだからなにが来ても驚きません!

い:ということで、とりあえず日程だけ確保してもらって、詳細をお待ちくださいませ!

▼前編はこちら