ふんわりとろける28-70mm F2.8「AT-X270 PRO」のお味:ネオクラシックレンズのススメ #レンズ沼 #さらざんまい

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古くからのカメラ男子が目をキラキラさせながらフォーカスをあわせちゃうレンズに、大三元レンズというものがあります。これは広角ズーム、標準ズーム、望遠ズームの3本すべての明るさがF2.8で、いわばロト装備のようなもの。(特に)報道カメラマンが使うことが多かったレンズで、「この3本があれば、どんなシチュエーションでもだいたい撮れる」。そんなつよいレンズなんですね。

アマチュアの方にとってもメリットあり。絞りを開放にすれば前景も背景もボケやすいから、自分の好みの世界観を描けやすいんですよね。

しかし、高い。カメラメーカーの純正品だと、だいたい1本20万円はします。かける3でおいくらになるでしょう? 目を背けたくなる数字になるでしょう? こんなの、おかーちゃんに知られたらどうなるとお思いですか!

だからこそお伝えしたい。90年代くらいの同等スペックのネオクラシックレンズだったら、お安くお手に取れますよって。

ケンコー AT-X 270 AF PROのヤフオク相場は1万円くらい

今回ご紹介したいのは、日本のレンズメーカーの1つ、トキナーが90年代に発売していたAT-X 270 AF PROです。キヤノンEFマウント、ニコンFマウント、ミノルタ(ソニー)Aマウント、ペンタックスKマウント用が用意され、28-70mm F2.8の標準ズームにしては割安な10万円を切る価格でリリースされました。

僕はヤフオクで、フィルター枠が歪んでいるミノルタ用を5000円くらいでゲットしましたが、完動品でもだいたい1万円くらいで落札できるみたい。

さてこのレンズ。F2.8と明るめですが、開放で撮るとえらい癖玉です。「やっべ、まずいもん買ったか」と思う方もいるはず。

α7RII&LA-EA4で撮ってみましたが、きみ、ほんとにピント合わせてる!?ってくらい、ハニーすぎる。げきあま。

うははは。どういうことなの。君のAFはどこを見ているの。

ところが、アンダーめにするとこれがなかなか味わい深い。

輪郭がぶっとい被写体をグッと浮き立たせる解像力はお持ちの様子。そして背景のボケ。玉ねぎボケをそうとは感じさせないくらいになめらかに光を飽和させています。

あー。ふーん。ほー。なるほどなるほど。

コイツはアレだ。RAWで撮って、現像でいろいろやらかしたほうが楽しいレンズだ。アンダーで撮りながらハイキーにまとめちゃうとか。

開放だと合焦している部分がわからないくらいにピントが薄いし、光が外側に逃げていく収差のクセもある。AF時代のレンズですが、MF時代のクセ玉と同じ感じで捉えればいいとみました。

 

Lightroom CCで色収差やパープルフリンジをなくしたりしていたときに気が付きましたが、合焦部の情報量は豊かなんです。ただし白飛びしやすい。だから10年くらい前まで、デジカメダイナミックレンジが低かった時代は「ピーキーすぎてお前にゃ無理だよ!」レンズとして捉えられちゃったんだろうなあ。

なおこのレンズは、シネレンズの名家であるAngenieux(アンジェニュー)のAF28-70mm F2.6のベースモデルになったとのお話もあり。ODMかOEMかはわかりませんが、この逆光耐性のなさが背景の情報量を減らして整理してくれる効果を生んだんじゃないかなあ。

前玉デカいしフィルター系77mmだしメタルボディだし、何がいいたいかっていうとえらく重いし。そして近接撮影が無理だし。使い勝手は悪いのですが、キッチリクッキリなシャープさを求めない方であれば、貴方にとっての大三元レンズになりえる1本だと思いますよ。

売り場面積日本一!? 超巨大ホームセンター ジョイフル本田千葉ニュータウン店で肉と撮影グッズを漁ろう

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インテリア用品もあれば事務用品もフルカバー。アウトドアグッズにカーグッズに家電や仏壇までそろってる。

え、建築資材やガーデングッズ、ペット用品も選び放題なんだって? 広い売り場なのに所狭しとサマザマなモノが売られているホームセンターは、オジサンにとってのドンキホーテといえるかもしれません。

さて日本各地には様々なホームセンターがありますが、そのなかでもとびっきりに広い敷地面積を持つということで有名なのがジョイフル本田。

公式サイトでは各店舗の敷地面積の単位を東京ドーム(1東京ドーム=46755平方メートル)で数えるというハイレベルっぷり。

特に超大型店と呼ばれる店舗はジョイフル本田瑞穂店(2.2東京ドーム)、ジョイフル本田幸手店(2.3東京ドーム)、ジョイフル本田宇都宮店(2.4東京ドーム)、ジョイフル本田千代田店(2.9東京ドーム)、ジョイフル本田千葉ニュータウン店(3.6東京ドーム)、ジョイフル本田新田店(4.1東京ドーム)、ジョイフル本田ニューポートひたちなか店(5.1東京ドーム)と、マジかよ新日ドームイベント多いな!(違う)

この中でも売り場面積が一番広いといわれているのが、ジョイフル本田千葉ニュータウン店です。

おじさん一人動物園も望遠カメラがあれば楽しすぎ

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あちらこちらの電脳空間で、おじさんと若者の世代間によるコミュニケーションギャップが取りざたされまくっている今日このごろですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

こういうのがおっさんくさいという前例から始めてみましたが、とりあえずは今日の本題。ソロおじさん活動って意外と楽しいよって話に触れて行きましょう。

近年はお一人様向けのサービスが増えてきました。

ソロカラオケもそうですし、一人焼き肉店もありますね。ビジネスホテルでなくとも一人向けパッケージが用意されているホテルも増加中。立ち飲み屋でのソロ飲みから常連さんと意気投合。次の店に一緒に旅立つなんてジャズのフリーセッションっぽいシチュエーションも多々ありますよね。

しかしそれでも、「一人で行くのは恥ずかしい」と感じてしまうスポットがあるようです。僕が聞いた限りでは動物園や水族館など、デート&家族スポットのソロプレイに抵抗を持つ人がいます。

CASIOコンパクトデジカメ撤退記念、最後に買うべきカシオコンデジはこれ!

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とうとうその日がきてしまったー。カシオがコンパクトデジカメから撤退である。決算発表会で公式に表明されたので公式である。

ってことは、カシオだけが出しているユニークなアレやコレは今買わないとまずいってことじゃないか。

そんなわけで、なぜカシオの撤退が注目されているのか、今のうちに買っておくべきカメラはどれか。そんな話。

全能感を刺激するカメラ、α7R III。飯テロ用としても2018年1月時点では最高峰か

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30万超えのボディを何に使っているんだ、というおしかりは余すことなく頂戴いたします。

いくらフルサイズといっても高画素機は暗いところに弱い。そう言われた時代も終りを迎えつつあるみたい。キワッきわのところまで描写する解像度を持ちながら、ISO値を上げても破綻が少ない。さらにはボディ内手ぶれ補正で三脚いらず。そんな高画素・高感度・手ぶれ補正という3本の矢を集結させたα7R III。これは気持ちのいいカメラですわあ。

腰を落としてー、脇をしめてー、レンズ支えている側の肘を身体につけてーとか、あれこれやらなくてもOK。ささっと構えてシャッターを切るだけでOK。画像を見るとあら不思議。うまくなったかのような気持ちがムッシュ!

高画素&高感度の両立は2015年生まれのα7R IIや、2016年製のK-1から芽生えていたように記憶しています。また2017年式D850も風神雷神揃い踏み。でも、外に持ち出して、シチュエーションを問わずカジュアルに使えるのはα7R IIIが初めてかもしれない。