あちらこちらの電脳空間で、おじさんと若者の世代間によるコミュニケーションギャップが取りざたされまくっている今日このごろですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

こういうのがおっさんくさいという前例から始めてみましたが、とりあえずは今日の本題。ソロおじさん活動って意外と楽しいよって話に触れて行きましょう。

近年はお一人様向けのサービスが増えてきました。

ソロカラオケもそうですし、一人焼き肉店もありますね。ビジネスホテルでなくとも一人向けパッケージが用意されているホテルも増加中。立ち飲み屋でのソロ飲みから常連さんと意気投合。次の店に一緒に旅立つなんてジャズのフリーセッションっぽいシチュエーションも多々ありますよね。

しかしそれでも、「一人で行くのは恥ずかしい」と感じてしまうスポットがあるようです。僕が聞いた限りでは動物園や水族館など、デート&家族スポットのソロプレイに抵抗を持つ人がいます。

だからこそ申したい。そういう場所で、自由勝手に好きなまま動ける幸せと楽しさは格別だと伝えたい。

表情豊かな動物の顔を弩アップで楽しみましょう

では実際に、どう時間を使いながら心ゆくまで楽しめばいいのか。その答えはカメラです。

それも、動物園であるならば望遠レンズを装備したカメラがマストです。

いわゆる長玉と呼ばれる存在です。フルサイズ換算で600mm級の望遠レンズがあれば、柵のさらに遠くにいる動物たちの顔もドアップで捉えることができるのですから。

少しくらい混み合っている檻でも問題なし。

望遠レンズのいいところは一部分をズームアップして切り取れるところ。周囲の人の気配を無造作にカットできるんです。

檻に近づいて動物たちにピントを合わせれば、檻の気配もなくすことができます。

こういう写真ってスマホでは撮りにくいというか、ほぼ撮れない。

スマホカメラのデジタルなボケ機能が進化しまくっている今日このごろですが、後ろボケを強調するもので被写体の前ボケに関してはまだまだ光学レンズが作りだすボケにかないません。

この写真群は、旭川の旭山動物園で撮ったもの。

撮影日は地元の人がうなだれる35度を記録し、動物たちも暑さでぐったり気味でしたが、そういう日だからこその表情が撮れた…はず!

そう考えないとやってらんないし!

で、使ったカメラはソニーのDSC-RX10M4。

適度に大きなサイズの1インチセンサーに、フルサイズ換算24-600mmのズームレンズをドッキングさせた一体型。

気合い入れれば片手でもコントロールできますし、持ち込み手荷物の重量制限が厳しいLCCでも楽に運べます。

コンデジの中にはもちょっとセンサーサイズが小さくなりますが、ポケットに入るサイズで600mm域をカバーしているものもあります。

たとえばパナソニックのLUMIX DMC-TZ90なら24mm~720mm、キヤノンのPowerShot SX740 HSであれば

昼間の、太陽の光が降り注ぐ動物園であれば、コンパクトなコンデジでも美しい写真はとれるから無問題です。

ここではコンデジ&ネオ一眼と呼ばれるモデルを紹介しましたが、センサーサイズが大きくノイズ耐性が高く、美しい写真が撮れる一眼レフやミラーレス&超望遠レンズの組み合わせだって最高です。

気に入ったコをずっと追いかけてもよし、園全体を巡ってもよし。

お一人様だから満足が行くまで撮影を楽しめちゃう。そんな超望遠レンズ&動物園のマッチング、楽しんで見ませんか。