堀:リリースがここまでバズってるというのがすごい(笑)
野:これはどういうことですか?
堀:ひとつには、REALFORCE R2 「PFU Limited Edition」という特別仕様のキーボードを、PFU が販売するという、ちょっとわかりにくい協業のおしらせですね。なんで、HHKBをやっているPFUがREALFORCEを売るのかというのが、多くの人には不思議だと思うのですが(笑)
い:あとは中国マーケットについては、PFUの販売ルートで、どっちも売ると。なので、業務提携
堀:その両方のニュースをあわせてみると、納得感がでるんですよね
い:あとは、もうその日につっこんでいる人たちがいましたけど、そもそも、今のHHKBってREALFORCEを作っている東プレの生産なんです。なので、そもそも仲良し
野:ははあー
堀:そう、そこがわかるといろいろ腑に落ちますね。この高級キーボード市場がいまeSportsなどを背景にとても伸びているらしくて、、、
い:あれびっくりしましたね、21世紀にキーボードがそんな伸びてるのかよって(笑)
堀:当日のスライドでも説明があったのですが、いちばん尖ったスポーツカーみたいなキーボードをHHKBとするなら、小型のREALFORCE R2はクーペのようなもの、そしてフルサイズのREALFORCEはセダンみたいなもの、このすべてのラインで中国市場を狙いますという宣言でしたね。このアナロジーがわかりやすいか、野間さんに聞きたいのですが(笑)
野:正直分かりにくいです(笑)
い:そうなんだ(笑)
野:サイズ感を伝えようとしているんでしょうかね? 2ドアと4ドアセダン、ミニバン、みたいな感じのほうが分かりやすいかもしれません
い:あー、それだ(笑)
堀:そこに、キーボードならではの機能性みたいな概念も入ってくるので、サイズだけでは語れませんし、、、ややこしい!
い:まあ、違う商品だし、、、
野:そうですね、高級とコスパと安価という対比でいえば、ベンツとトヨタとダイハツといえば分かりやすいかと
い:で、このバリエーションの違いを許容するのが、今の高級キーボードの世界ということだと思うんですよね。興味ない人からみれば、違いが見えにくい世界
堀:でも、この REALFORCE R2、さっそく触ってみて思ったのは、リリースで説明があったとおり、押下圧はHHKBと同じ45gでも静音性や、タッチがとても違うので、やはりHHKBとは違いのほうが際立つんですよね。どちらが良いというものではなくて、まったく違う体験をしたいときに買うもの、といっていいかもしれません
野:押下圧ってなんですか?
い:そこですよね
野:45gは大きいのか小さいのか
い:まずワードがわからない(笑)
野:あとストローク量、リニアリティ
堀:サスペンションの強さみたいなものだと思ってください。45 はちょっと硬め
野:ストローク量は多いのですか?、あと押下量、ノートPCのキーボードではよくこれが問題になりますよね
い:うすすぎる問題ですね
野:おしなべて押下量が少ないので、パンタグラフ式にしてストローク量を稼ごうという
堀:今回の REALFORCE R2 の場合は、2mmか3mmのスペーサーをいれることでそこを調整可能ですね
い:ホント言ってることがわからない(笑)
堀:スペーサーによって戻りの早さを調整することで、それに近いものを表現してるといってよいかと
野:調整可能って???
い:調整できるんですよ
野:ストローク量を?
堀:キートップを全部一度外して入れないといけませんけどね(笑)
い:そう、しかもキー単位でマッピングも可能という、、、つまり、スペースキーは軽く、Qは重くとかできる。おかしな仕様です、、、
堀:ミートアップには、こんな仕様だけではなく、自分の好みでキーボードをつくっているひとなどもおおぜいきていました
野:変態ですな
い:問題はですね。そんなイベントに結局何人ぐらいいたのかな。100人以上は確実にいたということ
野:変態紳士が100人以上も!
い:しかも #HHKBミートアップ これが当日のハッシュタグだったんですが、ツイッターで東京のトレンド入りするという、、、しかも、一瞬マツコを抜いたという(笑)
堀:マツコ抜き(笑)
い:その後、すぐにマツコが抜き返してましたけど、この状況は実に面白かった
堀:イベントに来れなかった人もハッシュタグに参加して熱心に追ってましたものね
い:ですね。以下のリンクが、そのイベント当日のまとめなんですが、いろいろとおかしな発言がたくさんあります