デビュー曲の『サイレントマジョリティー』以来、アイドルらしくない楽曲を立て続けに発表し、ライブにおいても異色の世界観を創り上げてきた欅坂46。

その第5弾シングルもまた、アイドル曲という固定概念を大きく飛び越えたスタイルでした。

10/25に発売される『風に吹かれても』は、ソウルやファンクの要素を取り込んだ楽曲。

ショートカットに黒縁眼鏡というスタイルの絶対的センター平手友梨奈をはじめ、メンバー全員が黒いスーツ、白シャツ、黒く細いネクタイ。これでレイバンのサングラスでもかけていようなら、もうブルースブラザースですよ。

秋元康の凄いところは、音楽・衣装・PV・ダンスと全てをやり切らせているところ。

久保田利伸やスガシカオなんかが歌ってても違和感がない、というと言い過ぎでしょうか。

「アイドルっぽい曲」はどうしても苦手というオジサンたちにも、聴きやすいと思います。強いてこの曲にアイドルっぽさを探すなら、こういう曲調を歌い慣れていない感じが垣間見えるところ。

アイドルかと毛嫌いせずに、ぜひ聞いてみてください。

個人的には、てちの笑顔が見れて良かったです。