いしたに まさき:今月もPFUでカニカニのコーナーがやってまいりました
堀 正岳:カニー
野間 恒毅:カニ?
い:カニです
野:カニだ!まごうことないカニ、うまそう!これは一体どういうことですか!!
い:いやあ、漁の解禁日2週間後の香箱蟹。最高でありました
堀:夢に出てくるうまさ
野:つまり、食べたんですね、その解禁2週間後のぷりっぷりのカニを!
い:次の日は次の日で、私は自主練しておりました
い:これ、ひとつ400円です
野:ぐぉぉぉぉー、はみでてるじゃないかあああああ。
い:これ、ひとつ400円です。手前は白エビの軍艦です
野:全然巻けてないし、なんという贅沢
堀:ほんとうに申し訳ありません
い:はい、反省しております。こっちはぶり腹
野:しゃりが、しゃりがーーーー 見えてないじゃないかあああーーー
堀:これはすごい(笑)
野:この寿司の洪水に一体どこで溺れたんですか!
野:もしや、もしかしたら、PFUのおひざ元の!
い:そのおひざ元のかほく市ですね、宇野気です。かほくはいいところです。で、まあカニの話はそのあたりにしてですね。どうも、ScanSnapプレミアムアンバサダーのいしたにです
堀:おなじくScanSnapプレミアムアンバサダーのほりです
野:このティアワンどもめがああ!
堀:そう、PFUって横浜が本社かと思いきや、実はそちらは「横浜本社」で、本当の拠点は石川県かほく市なんですよね
い:で、すしは自主練なので、堀さんはいませんでしたが、堀江さんがいました
堀:幸せそう(笑)
野:えっと、堀江さんって確か名古屋の方では?それがなぜ石川県へ!
い:まあ、そのかほくにはPFUの本社と工場がありましてね。そこの工場見学ということで、プレミアムアンバサダーを中心としてご一行だったわけです。すしはやりすぎたと反省しております
堀:いちおう仕事してますから!
野:なるほど工場見学というれっきとしたお仕事だったのですね
い:メインはPFU本社でエンジニアや製品にかかわったみなさんの前でお話をさせていただくというものでした。たしか5年ぶりですかね
堀:ScanSnap iX1500 が組み立てられているようすも見れましたよ!
野:なら仕方ない
い:組み立てラインすごかったです。ここまで工夫しているのかと!5年前もすごいと思ったけど、さらに進化してました
驚いたのが作業工程がすべて工具と連動しており、次の部品に使うドリルしか動かない、間違った部品を取るとセンサーが警告、作業工程は手元にプロジェクションマッピングで投影されるという最適化がされているところ。間違えようがない! #ScanSnapプレミアムアンバサダーツアー
— 堀 正岳 @ めほり (@mehori) November 16, 2018
野:というか、国内生産なんですか?
堀:ScanSnapは中国と石川の工場で製造・組み立てをしてるらしいのですが、同一製品を異なる拠点で同じクオリティで組み立てているってことが、やはりPFUの生産管理・モノづくりって感じですね。もちろん ScanSnapだけではなく、さまざまな家電や情報端末なども組み立ててますから
い:そうそう、実に多様なものがものすごくきれいな工場でどんどん生産されていくの圧巻でした。ほら、コンビニの情報端末とか、実はPFU製なんですよ
野:よく見ますね
堀:それ以外にも、空気清浄機の本体部分や、デスクトップパソコンの一部のような、全自動にするほどの台数はでないのですが、手作業でやるのも大変というスケールを完璧にこなす感じのラインでしたね
い:プロ用スキャナーとかもありますからね。けっこうな数が1日で作られていて、すげえなあと
堀:まさに鉄板一枚、半導体ひとつから、クラウドにつながるソフトウェア開発までやっているという、実は垂直統合がすごい会社だったという
野:いわゆるベルトコンベア式の流れ作業なのか、最近はやりのセル生産方式のどちらでしょうか? 企業秘密?
い:セル生産ということでいいと思います
野:なるほど、人にやさしいですね
堀:工数が多いところはベルトコンベア的な要素もあるんですけど、とにかく一人に負担が及ばないように最適化されているところがよく考えられてます
い:そう、ヒューマンエラーを発生させないことで、ストレスを減らすという工場設計がすてきでした。その設計があるから、ストレスなく目の前の作業に集中できるんですよ
堀:こちらは ScanSnap ではない専用スキャナーのラインの一部なのですが、「手で作っているんだ!」という驚きはありました

い:ここはクリーンルームでしたね
堀:うちの iX1500 もこうして生まれたのかと思うと、ありがたいなあと
い:いいですよね、工場見学って。製品が生まれ出る瞬間を見ることができる
堀:ものづくりって大変で、そして美しいと思いました
い:で、工場見学の後半はScanSnap関係者の前でお話させていただいたのですが、、、これがですね、
なんか会場に100人ぐらいいらっしゃるんですよ
堀:スクリーンも横方向に3枚投影されていて、基調講演みたいな雰囲気の中プレゼンをしました(笑)
野:さすがプレミアムアンバサダー
堀:いえ、お仕事ですのでカニ
野:ホントにお仕事だったのカニ?
堀:PFU のみなさんにとっては、iX1500 という製品に対する熱い思い入れがあるとおもうのですが、それを受け止めて、ユーザー代表としてメーカー側に声を届けるというのが今回のミッションですね。なので、こういうところがすばらしい、こういうところを今後発展させてくれといったように、とても濃いやりとりの時間になりました
い:上が同じように参加されたみなさんの記事なのですが、それぞれ気合入っていて、刺激を受けたこともよくわかりますよね
堀:やはり製品としては6年ぶりのアップデートということで、将来のロードマップも含めて、とても悩みながら開発されたはずで、社員の皆さんの質問も自負がうかがえたり、今後これでいいのだろうかと探るような、真剣なものでした。iX1500、まだまだ化けそうな予感がします(笑)
い:ソフトウエアアップデートがありますし、操作パネルが液晶になったので、要するに、この先どうとでもなるんですよね
野:iX1500で製造上の苦労とか、工場での工夫やブレークスルーはどんなものがあったのでしょうか?
い:それがですね。エンジニアの人が何人も「死にかけました」と(笑)
堀:言ってましたね(笑)当初の企画をされたかたが開発部署に移って引き継いで、さらに全体を統括する立場にまで移られていて、壮大な開発だったのだなと
い:ソフトウェアアップデートで進化できるベースを作ってたわけですから、それはたいへんですよ
堀:しかも、これまでのレガシー機器を活かしながら ScanSnap Homeへの移行、クレイジーだ(笑)。おもしろい話をきけたのが、PFU はものづくりの会社なので、ソフトウェアを開発するときもものづくりっぽさが出てしまって偏執的なまでにバグ抜きをするらしいのです
い:あれ、よかった(笑)、そりゃ死にますよ
堀:それでもリリースするためにはそうした社内の文化も変えながらやらないといけないので、まさにPFU自体を進化させるプロジェクトだったと(笑)
野:なるほど、その歴史の証言者となるべくカニを食べに、いやPFUへ行ったんですね
い:そうでカニ
堀:充実した会でしたカニ
い:で、まあそんなこんなの開発の苦労もあり、iX1500が発売されましてね。セールスも好調だそうで
堀:よかった!
い:この世に出たScanSnapのフラッグシップをどうわれわれの生活の中に入れていくのかって話になりますよね
堀:です。実は最近、一冊本を書きまして、さっそく iX1500 には登場してもらってます
野:なんと!
堀:「知的生活の設計」という、ちょっと重いタイトルなのですが(笑)。書いていることは、情報をどうやってためてどうやって出すかという話なので、ScanSnapと親和性高かったのです
い:ちなみに26章です
堀:発表されるギリギリのころに原稿を仕上げていましたので、まさに書籍でのiX1500は初登場!
い:さすがプレミアムアンバサダーです
堀:仕事ですカニ!
野:カラーモードや解像度の詳細を設定したボタンを作れるんですね、iX1500なら!
い:そうそう、おれのボタンです
堀:このボタンのすごさが世の中に広まるにはもう少し時間がかかりそうなので、引き続きプレミアムアンバサダーしないとですね
野:プレミアムカニバサダーも兼ねて
い:実際、このボタンがiX1500の肝なので、こういうボタンがおすすめとか、おれのボタンはこう!とか
やっていけるといいかなと思っております
堀:お楽しみに
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