野:なるほど工場見学というれっきとしたお仕事だったのですね
い:メインはPFU本社でエンジニアや製品にかかわったみなさんの前でお話をさせていただくというものでした。たしか5年ぶりですかね
堀:ScanSnap iX1500 が組み立てられているようすも見れましたよ!
野:なら仕方ない
い:組み立てラインすごかったです。ここまで工夫しているのかと!5年前もすごいと思ったけど、さらに進化してました
野:というか、国内生産なんですか?
堀:ScanSnapは中国と石川の工場で製造・組み立てをしてるらしいのですが、同一製品を異なる拠点で同じクオリティで組み立てているってことが、やはりPFUの生産管理・モノづくりって感じですね。もちろん ScanSnapだけではなく、さまざまな家電や情報端末なども組み立ててますから
い:そうそう、実に多様なものがものすごくきれいな工場でどんどん生産されていくの圧巻でした。ほら、コンビニの情報端末とか、実はPFU製なんですよ
野:よく見ますね
堀:それ以外にも、空気清浄機の本体部分や、デスクトップパソコンの一部のような、全自動にするほどの台数はでないのですが、手作業でやるのも大変というスケールを完璧にこなす感じのラインでしたね
い:プロ用スキャナーとかもありますからね。けっこうな数が1日で作られていて、すげえなあと
堀:まさに鉄板一枚、半導体ひとつから、クラウドにつながるソフトウェア開発までやっているという、実は垂直統合がすごい会社だったという
野:いわゆるベルトコンベア式の流れ作業なのか、最近はやりのセル生産方式のどちらでしょうか? 企業秘密?
い:セル生産ということでいいと思います
野:なるほど、人にやさしいですね
堀:工数が多いところはベルトコンベア的な要素もあるんですけど、とにかく一人に負担が及ばないように最適化されているところがよく考えられてます
い:そう、ヒューマンエラーを発生させないことで、ストレスを減らすという工場設計がすてきでした。その設計があるから、ストレスなく目の前の作業に集中できるんですよ
堀:こちらは ScanSnap ではない専用スキャナーのラインの一部なのですが、「手で作っているんだ!」という驚きはありました
い:ここはクリーンルームでしたね
堀:うちの iX1500 もこうして生まれたのかと思うと、ありがたいなあと
い:いいですよね、工場見学って。製品が生まれ出る瞬間を見ることができる
堀:ものづくりって大変で、そして美しいと思いました
い:で、工場見学の後半はScanSnap関係者の前でお話させていただいたのですが、、、これがですね、
なんか会場に100人ぐらいいらっしゃるんですよ
堀:スクリーンも横方向に3枚投影されていて、基調講演みたいな雰囲気の中プレゼンをしました(笑)
野:さすがプレミアムアンバサダー
堀:いえ、お仕事ですのでカニ
野:ホントにお仕事だったのカニ?
堀:PFU のみなさんにとっては、iX1500 という製品に対する熱い思い入れがあるとおもうのですが、それを受け止めて、ユーザー代表としてメーカー側に声を届けるというのが今回のミッションですね。なので、こういうところがすばらしい、こういうところを今後発展させてくれといったように、とても濃いやりとりの時間になりました