「応援したくなる」というのは、アイドルにとって大事な要素であり最低限備えるべき要素です。

歌やダンスが上手くなくても、何万年に1人の美少女でなくても、この子たちを応援したいんだと思わせる魅力があれば、アイドルとして充分に成立します。

さて、ファンそれぞれに応援したいアイドルがいることを踏まえたうえで、今もっとも応援したくなるアイドルは「神宿」ではないでしょうか。

なんとなく今の神宿には、Zになる前のももクロの面影も感じてしまうんですよね。

原宿発の次世代スター候補

神宿は、神宮前の「神」と、原宿の「宿」を組み合せたネーミング。

世界に誇るポップカルチャーの発信地である原宿には、そこを拠点とするアイドルが数組存在していますが、神宿はその代表格と言える人気グループです。

結成は2014年、全員が原宿でスカウトされたメンバーですが、原宿感よりは秋葉原感が強い印象を受けました。

というのも、それぞれに5色のカラーが設色されていたり、着ている衣装だったり、その歌だったりが、どうにもそれっぽいのです。

そこに、ももクロだったりでんぱ組だったりの雰囲気を感じるのは私だけでしょうか。

先日、神宿の3周年イベントが開催されました。場所は、原宿を象徴する「ラフォーレ原宿」。

原宿駅竹下口のポスタージャックも行われ、原宿物語や天晴れ!原宿といったその他の原宿アイドル勢を抑えて、今や原宿を代表するアイドルと言っても過言ではありません。

もともとはキャパ150人のライブハウスでデビューした彼女たち。それが全国ツアーでは2500人弱の大箱を埋めるようになったのです。

現状、他のグループに比べてずば抜けて歌が上手いわけではなく、ダンススキルが高いわけでもないと感じます。

しかし、デビューからコンスタントに活動の場を作ってきたおかげで、5人が一生懸命に着実に成長する過程をファンは見てきました。

久しぶりに「全力であること」が魅力のアイドルが登場したのです。

応援するアイドルが全力で頑張っていれば、それ以上にキラキラした輝きはないわけですが、よりライトに神宿を知りたいという場合は、赤担当の一ノ瀬みかちゃんに注目するのはどうでしょうか。

ミスiD2016であり某テレビ番組で「今一番カワイイ次世代アイドル」にも選ばれた一ノ瀬みかは、神宿最年少でセンター。@JAM EXPO2017ではイベント限定ユニット「サクラノユメ」のメンバーでもありそうです。

わかりやすくビジュアルが一般受けするメンバーと言えそうですよ。

この動画なんて、マイクラ見てるんだかみかちん見てるんだかわかりません。

とはいえ、やはり神宿の魅力はライブにおける熱量です。眩いほどの光量です。

スタイル戦争真っ盛りのアイドル業界において、それが一番の魅力だと言い切れるグループはそうはないと思います。

「YouTubeで会えるアイドル」と銘打ってはいますが、神宿こそぜひとも「現場で逢いたいアイドル」と言えるでしょう。

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