みなさん、森高千里はご存知ですよね。
超ミニスカートで「17才」を歌い、世の中のおじさんから同年代まで幅広く支持されたアーティスト。とんねるずの「ねるとん紅鯨団」の理想のタイプでは必ず指名されるほど。
久々に当時の映像見ましたけど、こりゃ面白い・・・ってそれは置いといて。
30才で結婚するとすぐに活動休止状態になり、メディアに出ることはほぼなくなってから十余年。
デビュー25周年記念を境に活動を再開、その最初の活動の場はTVやラジオではなく、Youtube。
2012年 5月、活動を再開するにあたってこう言っていました。
森高千里:私のペースでゆっくり何かできることないかなと考えて、これから動画サイトのYoutubeで1年かけていろんなことにチャレンジしていこうかなと思っています。
今までの作品をセルフカバーしたり、いろんなところに行ったり、面白そうなことをやっていこうと思っています。その一つ、200曲をセルフカバーをしたいと思います。ほぼ全曲ですね。すごい、できるかな?(笑)
あれから5年。ふと気づくと200曲カバーなのに、205曲目がアップ。
えええ? 200曲で終わりじゃない?
そうなんです、森高千里の強みはこの継続力、そしていつまでも終焉しないところにあるんです。
どうしても一区切りをつけたがって「終了」とか「解散」とか「脱退」とかセンセーショナルに人は、特にメディアでは取り上げたいわけですけど、森高千里はそもそも活動休止するときも特に宣言せず出産、子育てに専念した結果活動してこなかっただけで、いつでもアップできてたんですね。
子育てが一段落した2012年からゆるゆると活動を再開し、200曲を過ぎても何も言わず、今や205曲セルフカバー。
そしてそのセルフカバーの内容も今風のサウンドにアレンジされており、新しい一面が垣間見られます。特に初期に歌った曲は内容が10代の森高と乖離しておりどうにもチグハグだったのですが、40代の森高が歌うと妙にしっくりきて、唸らされます。
このコンテンツ継続力、見習いたいですね。