ネタフルのAmazonで購入した激安880円「撮影ボックス」レビューでその存在を知った、激安特価な撮影ボックス。僕もポチってみました。
小物の撮影に使えて、持ち運びしやすい折りたたみの撮影ボックスが欲しかったんですよ。
というのもですね、お客さん。
下手なデジカメ買うよりも、この撮影ボックスとスマホの方がきれいに撮れるかもしれないのですよ。しかも1000円以下!
ウチにきたのはこんなヤツ。プラスチックの折りたたみ箱に、厚手で柔らかいビニールのバック紙つき。このバック紙、布や紙と違って畳んだときの跡が目立たないのでなかなかのスグレものです。
あ、この写真は窓から入ってきた外光だけで撮っています。カメラはiPhone 7 Plusを使用。一方向からの光だとキツメの影ができちゃうんですよね。
そこでこの撮影ボックスの出番というわけ。白い箱だから、光を幾度も反射させ、被写体全体に均等に光が当たるようになるんですね。
モバイルバッテリーで光らせられるLEDライトもついていました。チップの数は20個。まずはコイツの光だけで、イヤホンを撮影してみましたよ。
悪くない。悪くないけど、光量が足りずに、強めの影がでちゃっていますね。じゃあ光、増やしてみますか。
使ったのは手持ちのバッテリー内蔵LEDライト。
撮影現場で一緒になったカメラマンが持っていたもので、日中の屋外の逆光シチュエーションでも被写体の顔を明るく照らし出せるほどの光量があります。カメラバッグの中に入れておくと、便利ですよ。
鏡面ボディの写り込みがアレですが、影は穏やかになりました。
そこからの露出補正で影を消す
ところでiPhone標準の写真アプリは、彩度、コントラストなどを調整する機能がついています。その1つ、露出補正を使うと白い部分を全体的に白飛びさせ、影を目立たせなくすることができます。
実際に試したのがコチラ。上が本体内蔵のLEDを用いたもの、下が別のLEDライトを用いたものとなります。ここまで影が消せるなら、内蔵LEDライトだけでいいかも?
色の正確性がどーのー、というのはさておき(上の写真の場合ハウジング横のパネルの色が白飛びしていますし、シリアルナンバーも見えなくなっている)、メルカリで不要な小物を売りたいという目的なら、コレでいいのではないでしょうか。キレイに撮れている感、ありますよね?
また箱側の影を消すこともできますよ。
この撮影ボックス+露出補正のテクニックは、
- 影部分を白飛びさせるため、バック紙は白に限る
- 被写体が白飛びしちゃうと意味がないので、白い被写体とは合わない
といった条件がありますが、パパッとスマホで撮っても宣材写真っぽくなるので、アリではないでしょうか。
というか安いウチに、アンダー1000円の撮影ボックスを買っておいたほうがいいかも!